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ひきこもり日記*心の風邪をひいてるあなたへ

助けてくれないとあなたは言うけれど、わたしは助けるという責任がもてないのです。あんなに寄り添ってわたしもあなたを思った。でも何を話してもあなたの考えは変わらない。わたしが助けてと言ったら助けてくれるの?
「わたしのことをわかって。こんなにつらいの。苦しいの。助けて」と言いながらじぶんを粗末にしている姿は過去のわたしで、わたしは見ていられないのです。胸が苦しくなります。
「おおかわいそうに。ではこのお金でおいしいものでも食べなさい」といただいたお金をまたお酒に変えていくようなもの。あなたの世界に「助け」は何を指すのかな。
「あんたもわたしを助けてくれないのね」と言った言葉に傷ついてわたしが死にたくなって思い悩むのは、なんだか変だと直感が大騒ぎしています。かつてわたしもその地獄を味わった。その地獄から抜け出るのはじぶんしかいない。誰かに引っぱってもらうことは必要だけど、そこから出たいと思ってくれないと助けられないのです。冷たいようだけど、じぶんをしあわせにできるのはじぶんだけ。
だからもう、言える言葉が思い浮かびません。「死んでもいいよ」と言ったらそれは自殺幇助でわたしが犯罪を犯したことになります。だからその言葉は言わないし言いたくない。たとえあなたがそれを望んでも言えない。それを怒ってわたしを脅すのは、違うよね。
風邪をひいたら体を休めておいしいもの食べてゆっくりする。それと同じことをやってほしい。わたしが言えることはそれだけです。
わたしには何を言ってもいいと思ってるかもしれないけど、わたしだって人間だもの。じぶんをしあわせにしたい。
大好きだよ。大好きなあなたをいじめないで。




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