足が整うと背中が変わる

足のことを勉強させていただいている「アスケル東京」さん。

昨日は私の知人たちが、それぞれ << 足のお困り事をお持ちの方 >> をお連れになり施術ルームは賑やかに。

足を見てみましょう

昨日は、珍しいところにマメができている方の足を拝見させていただきました。

この記事をご覧下さっている皆さん。
よかったらご自分の足を眺めてみてください。もちろん見ていただくのは「素足」です。
足の甲側から眺め、足の裏を眺め、そして足を触ってみてください。

どんな靴を履いてもできてしまっているマメや魚の目はありませんか？
またはマメや魚の目にはなっていないけれども、皮膚が常に固くなっている場所はないでしょうか？

マメや魚の目ができるのは、そして固くなっている場所がずっと固いのは、そうなってしまう足の動きがあるからです。

例えば、外反母趾の方は親指の内側や拇趾丘の内側部分が固くなっているはずです。なぜなら歩くたびに、ここに体重が乗り、ここで身体を支えて歩いているからです。
本来はこの部分が身体を支える場所ではないのですが、足がそう動いてしまうために、仕方なく必死で身体を固くしながらも支えているのです。(けなげ〜)

靴を変えても、スニーカーを履いていても同じところにまめや魚の目、そして固くなっている部分がある足は、足の構造崩れが起きています。

足の構造の崩れを整える

アスケルさんでは、初回にご本人の足のお困りごとを伺い、動きのチェックをしながら、ご本人に「足がどのような動きをしているか」を説明されます。
ほとんどの方は初めて見る自分の足の動きを見るので精一杯という感じで、最初は「はぁ、そうなんですね」という表情です。

この後マッサージが始まります。
まず固くなっていた足首の動きを引き出します。

その後のひざ下の硬さをほぐすマッサージが始まります。
両足合わせて6-7分程度なのですが、私がみてきた中で9割はマッサージの痛みに悶絶されています(笑)
もちろん、私も初回はそうでした(笑)
初めての施術を一人で耐えるのは気の毒だと思い、私の知人が施術を希望される時は、できるだけ応援しにいくようにしています(笑)

施術ベッドの横で、本当に応援しています。
「フレーフレー◯◯さん！」
「痛いの痛いの飛んでゆけ〜」
「あと少し！あと少し！」

激しい痛みは足がほぐれると嘘のようになくなって行きます。そこまでお側でお付き合いさせていただいています(笑)

施術の後の驚き

今回もそうですが、この数分の足のマッサージの痛みに耐えた後、施術ベッドから降りて、最初と同じ場所に立っていただくと、誰がみても立ち姿が変わるのです。
マッサージはひざ下のみなのに。です。

今回も、珍しいところにマメができていた方をお連れになった彼女の上司の方が彼女の立ち姿を見た瞬間に

「いつも丸かった背中がこんなに伸びてる！！！」と驚かれていました。
普段は背中が丸くて姿勢が崩れていたのだそうです。
ご本人もご自分の姿を鏡で見て「胸が開いてる！！！」とお喜びの様子。

左が施術前　▶︎   右が施術後
背中の立ち上がり方が違いますし、
胸のエリアが開いていらっしゃいます。

身体の土台である足を整えると、身体のあちこちが変わります。
それも瞬間的に変化します。
目の前で何度も見てきました。

もちろんマメを作っていた足の動きも変わってきています。

身体の土台を整えたら、その上に乗ってくる部分が整ってきます。

今回の方は座骨神経痛もお持ちでしたが、この整った足で歩いていった時にそれがどう変化するのか、伺うのが楽しみです。

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