かっこいい大人が歩く時の膝の練習
先日このタイトルで短いインスタの動画を撮影し、これをみながらclubhouseで説明しながらエクササイズをご紹介しました。
何回かシュミレーションして「これなら皆さんに伝わるのではないかな」と少々自信もついてご紹介したのですが、エクササイズを終えて感想を聞くと
「歩くって足の付け根から動かすものだと思っていましたが、これを見ると膝下で歩くんですね?」
と言われ、やってしまった〜!!!と大反省!
同時に「ありがたいご意見!」と感謝致しました。
それまでclubhouseの中で歩くことを分割してお伝えしてきていたのですが、分割することに気を取られて大事な基本をお伝えし忘れておりました〜。
足はどこから?
「どこからを足というのでしょうか?」
このことを明確にしておかなければいけません。
足はどこからだと思いますか?
この日のご意見では
「パンツのゴムのあたり」
「コマネチラインのあたり」(コマネチラインがわからない方は検索してください(笑))
つまり股関節のあたりまでが足と感じておられる方がほとんどだと思います。これは間違いではありません。直立した人間を見たら股関節から足先までで合っています。あくまでも直立した人間という前提です。
しかし、人間は歩いて動きます。そうなった時は概念が変わってくるのです。骨としては大腿骨の骨頭までが足になりますが、その足を持ち上げる大腰筋は大腿骨から始まり背骨まで達しています。
背骨はおおよそ鳩尾の高さ程度まで大腰筋が伸びています。
そういった理由で、部位としての足は股関節までですが、動きとしてみた場合に鳩尾あたりから足先までを足と捉えていきます。
鳩尾あたりから足が生えていると思ったら、長い足で歩くことができますね。
膝はどうする?
では、話を元に戻しましょう。
鳩尾からの長い足で歩きます。
実際には鳩尾から足が生えているという意識で歩いていきます。
かっこいい歩き方には着地の時に膝が伸びているのが大事です。
着地時に膝が緩んでいるとパンツスタイルでもスカートスタイルでも「かっこいい!」とはなりません。
ここで冒頭の膝のエクササイズが出てきます。
「着地の時に膝が伸びるようにしましょう」とお伝えすると、多い確率で膝が棒のようになってロボットのような歩き方になる方がたくさんいらっしゃるのです。
着地は結果です。そして着地までは経過です。この経過のことを所作と呼びます。美しい所作で美しい姿(結果)を作り出せると素敵ですね。
この「着地の膝を伸ばす」と「着地までは膝は柔らかく動かす」を同時に学ぶために行うのがこのエクササイズです。
いかがでしたでしょうか?
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その場合はこちらもご覧ください。
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