【映画感想】ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』観た。
■魅力は盛り沢山なのだが、いまいち乗り切れずに。
全然ダメなわけではないのだが、大興奮とまではいかなかった。
そもそも宇宙最大の敵が現れて
大宇宙の危機を乗り越えた、後の話なのだ。
色々ひと段落したけど、
また問題は起こるみたいな。
それもマルチバース(並行世界)の設定を取り入れたので
もはやなんでもありになっている。
ドラゴンボールで言うとフリーザ倒した後の
魔人ブウ編みたいな感じなのだ。
■そして主人公のドクター・ストレンジ。
このヒーロー集団の中では少し異端で、
ヒーローっぽくない。
元々は天才外科医師で鼻持ちならないやつだったのだが、
事故で両手を大怪我し医師としては道は断たれた。
しかし、なんやかんやで魔法使いとして復活する。
■頭脳は明晰なので自分の判断に絶対の自信を持っている。
しかし、ここ最近は
自分の人生はこれでいいのだろうか?
なんて悩んだりもする。
ヒーローが悩むな!
と思うが。
ここ最近のヒーローはみんな悩んでいる。
■そんなところでふとあのキャラクターを思い出した。
露伴先生である。
ジョジョの奇妙な冒険の岸辺露伴その人だ。
そうだ、ドクター・ストレンジは岸辺露伴とよく似ている。
ちょっと嫌なやつだけど憎めなさがある感じ。
■そう考えると面白くなってきた。
岸辺露伴先生がマントを着て魔法を使うのだ。
ヘブンズドアー!
■ここはどこだ?
マルチバースだと?
君はなんだ?
並行世界を移動出来る能力を持っているだって?
そいつは面白い!
是非調べさせてもらいたい。
ん?なんだ何を言ってる?
君の力を奪おうと違う世界から怪物が襲ってくるだって?
まぁそれは後で考えよう。
それよりも君の能力についてだ。
なんだよ、うるさいなぁ。
それが、今後ろに?
おい、おいおいおいおい!
それを早く言えーーーッ!!!
ってな感じで想像するととても面白くなってきました。
いろんな世界に飛ばされまくる岸辺露伴先生。
■なんだい、なんだいこの世界は。
興味深いな、ひとつひとつ調べて回りたい。
いやしかし今は一旦元の世界に帰る必要がある。
さぁ、僕を元の世界に帰してくれ。
探求はその後でいい。
え?なんだって?
戻れない?
何を言ってるんだ?
君はそういう能力の持ち主なんだろう?
パッと元の世界に戻して…
マジでか!?
自分ではコントロールできないだと?
なんてこった!
一体どうすればいいっていうんだーーーッ!!
■その他にも
■恋人だと思っていた彼女が他の男と結婚して
「まぁ、仕方がないな」と思いつつしょんぼりする岸辺露伴先生。
@杉本鈴美(すぎもと れいみ)
■問題を解決しようと頼りに行った僻地の魔女に
「そんな能力のパワーならば私が欲しいわね」
と逆に命をつけ狙われることに。
@山岸 由花子(やまぎし ゆかこ)
■そんな感じでもはや
ベネディクト・カンバーバッチは
高橋一生だったのだ!
ややこしいわ!
という奇妙な置き換えにより
急速にこの映画が面白く感じられてきたので
オススメです。
変換して映画を楽しもう!
映画異端奇譚!
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
極楽京都日記: 【映画感想】ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
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