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【映画感想】ボブ・マーリー:ONE LOVE

■映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』
予告から思ってたのより全然良かった!
というかなんか悲しい話なのかなとか思っていたのだが、
世界を救済する爽やかな風だったのだ。
ジャーの民よ、ラスタファリ。

■ミュージシャンの伝記映画
クイーンから始まって
エルトン・ジョン
エルヴィス・プレスリーとあって

それぞれ同じく人気が出過ぎた故の苦悩とかあったのだけど
ボブ・マーリーはそれが国の事情とかんがみあってややこしくなってしまった。

■良い歌を作って国のみんなに愛のある生き方をしようよ。
と歌うのだけど、国の情勢が不安!

1970年代のジャマイカ!

政情不安!
南北のアメリカの間にあるカリブ海の
小さなキューバの少し北にある
さらに小さな国、ジャマイカ!

■そんな小さな国で
同じ民族の国民同士が二分する争いが発生していた。
政治も二分し、
それらの政治家はは国民の不仲を収めるどころか。
相手を攻撃するようにけしかけているという最悪な状態。

■なので彼の影響力を恐れる両陣営は
「お前はどちらの味方なのだ?!」
と問う。

でも、もちろんそんなことは関係ないし
皆、愛を持とうぜ、と言うも。
加熱した闘争の空気に煽られた民衆は。
彼を襲う。

銃撃事件である。
なんでだよ!
と思うがそう言う状態になると
人間はそうなってしまうのだ。

彼らのバンドはイギリスに避難する。

■それとこういうミュージシャンモノでは大抵ある
ドラッグ問題だが、
彼らは大麻を宗教的瞑想の道具として使っていたので
オーバードーズ的な問題は無かった。
そこらへんはなんか面白い。
ロンドンでは所持により投獄されてたみたいだがね。

■ボブ・マーリー1945〜1981年(36歳没)

そうなのだ。思ったより短い人生だ。
しかし、人々に与えた影響は大きい。
そういう効果を与えるという人に憧れはある。
世界を 変化させると言うのは凄いことだ。

■みんな何かしらそこに諦めを見い出してしまうから。
自分なんかに何もできるわけはないと。

そうなのかもしれないけど。
そうではないかもしれない。

自分の可能性なんか、
自分になんか分かるわけはないのに。
早々に諦めてしまうのは
もったいないことなんだぜ。

そんなことをこの映画を観て思ったりもしたのだ。

映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』公式サイト

ボブ・マーリー:ONE LOVE -オリジナル・サウンドトラック-

極楽京都日記: 【映画感想】ボブ・マーリー:ONE LOVE https://kyotogokuraku.blogspot.com/2024/06/one-love.html?spref=tw


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