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【2021/9/18】Uberというサービス

実はたまにやっている。
頼むほうじゃなくて、届けるほう。
そう、UberEatsである。

「Uber」というサービス自体を初めて知ったのは、オーストラリアに旅行した2018年。当時まだ日本では全然知られていなかったと思う。利用したのは「Uberタクシー」で、在住している友人がタクシー乗るなら絶対Uberがいいよ!と教えてくれた。一般の方が空いた時間を使ってタクシー業をするというもので、予約も支払いもアプリですべて操作できた。正直、安さについては正規タクシーを利用していないから比較しようがなかったけれど、ガイドブックを参考にしてみたら確かに安かった気がする。

とは言え、怖い。そもそも海外でタクシーに乗るのだけでも怖いのに。一人だったら絶対にやらないけれど、一緒に旅行していた仲間がいたのでやれた。乗車実績も分かるし、位置情報も分かる。料金も確か行先から算出してくれるので遠まわりなどの不正が出来なかったはず。それでも、表示はすべて英語、やりとりも英語、今思えばよくやったよなぁと思う。

乗せてくれた人は(当たり前だけど)みんないい人だった。色々周りたいとオファーすると全部連れてってくれたし、旅行者のわたしたちに分かりやすい英語で話しかけてくれた。お勧めの場所も教えてくれて、まさに観光タクシーのような感じで運転してくれた。もちろんビジネスライクなUberタクシーもあったけれど、それはそれで全く問題ない。

2019年に行ったラオスでも確かUberに乗った(調べたらUberではなく、他の配車アプリだった)。住んでいる友人が手配してくれたので、自分では何もやっていないが、たしかに普通車で来てくれて、空港まで送ってもらった。

車があれば空き時間にちょいと乗せて送ってちょいと稼いで、効率のいい働き方だなぁと思った記憶がある。

そして日本にもUberはやってきた。車を持っていないのでタクシーは無理だが、Eatsなら自転車で出来る。

芸能のような不安定な不規則な仕事をする者にとっては、願ってもみない就業形態だ。好きな時に好きな時間だけ働ける。それでも最初はやる気になれなかった。自転車キツいし。食べ物運ぶとか難しそうだし。

でもやってみたら楽しすぎた。

詳しいエピソードはぼちぼち書くとして、その自由空間の虜になった。商品を運んで颯爽と街中を走っている時、

「自由だああああああ!!!」

と思えて仕方なくて、笑いが込み上げてくる。

だが、考え方によっては全然自由じゃない。商品に縛られているのだ。この商品が背中にある限りは、”正確により早く届ける”という鎖につながれている。それでも、楽しくて仕方ない。なんだろう。自分に合ってるのかな。まぁ雨の日や暑すぎる日は絶対にしないけど。

面白い配達先に出会えるといいな。

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