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【2020/12/14】ネタ帳なんてもの

お笑い芸人ではないのだが、創作活動をする上で「ネタ帳」なんてものをわたしも持っている。最近だと、思いついたことをスマホに記録することもあるのだが、やっぱり手書きのほうが創造(想像)が広がっていい。

過去に書いて上演した作品の最初の設計図である相関図を見ると、たいてい名前も職業も関係性も違っている。作り上げていく過程で「やっぱこっちがいいかも」とどんどん塗り替えてしまう。

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名前に関しては関連性を持たせたくなる。よくあるパターンだと思うが、植物・地名・色などの漢字を入れたくなることが多い。演じる役者が決まっていれば、その人の名前の漢字を入れることもある。また、聞き取りにくくならないように登場人物の中に同じ頭文字があったら(ひろみ・ひさし、とか)変えたりする。

仕事は、もともと公務員だったのが刑事になったり、弁護士が教授になったり、キャラクターを作っていくと職業が変わっていくことがある。作者の都合って場合が多いのも事実だけど。

たしかに調子がいいと、よく漫画家や小説家、脚本家の皆さんが話すように、キャラクターが勝手に動き始めるという感覚は持ったことがある。セリフがピロピロピロ~って浮かんできて、筆ならぬキーボードが止まらなくなる。

ネタ帳を見ていると、いわゆる「没ネタ」というか「中断ネタ」みたいなものがある。設定は決まっているが書き始めていなかったり、書いてはいるが力尽きて道半ばで終わっていたり、書こうとしてそのままになっている作品が結構ある。書けてない今、そういう投げ出し作品に手を出してもいいかもしれない。自分で作りかけておきながら、内容を覚えてないのが驚くほどに。機が熟したら、発表できるといいな。

トップ画像は先輩にもらったノートである。表裏の表紙の色やデザインを選べるオーダーメイドノートらしい。わたしのイメージで選んでくれたという。その中に完成していたけど、どこにも出していない作品がふたつあった。

これまた頂いた万年筆で書いた。ひとつは詩、ひとつは絵本のイメージ。誰か絵をつけてくれないかな。けっこういい話だと思うんだけど。どなたか、タッグを組みませんか?

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