見出し画像

通勤、そして仕事を考える。

毎日会社に行くってすごいことかもしれない。

月~金で会社に行って働くことから遠のいて、もう何年になるだろう。会社員生活は3年間だったから、もう12年・・・干支一回りしとるやないかい。

先月より知り合いの会社の手伝いをすることになり、約半月、月~金で通勤する生活を久方ぶりにやらせてもらった。環境への慣れもさることながら、毎日同じ時間に会社に行くと言うことが、こんなに体に馴染まなくなってしまっていたことに衝撃を受けた。

もちろん働くことは続けている。芸能の仕事も、アルバイトも、たくさんやってきた。だが芸能という性質上、予定の調整がしやすい(融通が利きやすい)勤務先を選んできた。従って、平日に働き土日に休むサイクルがわたしには備わっておらず、毎日会社にはちゃんと行けども、家に帰ってからの過ごし方が(自分的に)イマイチだったり、土日は逆に何もしたくなくなったり(コロナの影響もあるけれど)調子が掴めなかった。

毎日電車に揺られ、もしくは歩いたり自転車に乗ったりして、勤務先に行くことの尊さを知った。

これからの世の中は「通勤」さえなくなってくるかもしれない。そうなると今度は「在宅」。またこちらも尊い。今、家で仕事することが増え、自分のスケジュールや仕事の進捗具合をすべて自分で管理し、一定以上の成果を上げなければならない。

今日見たテレビでとある組織のトップの方が「リモートになることで、その人が優秀か否かより見えやすくなった」的なことを言っていて「ほんまにそう。」と思ってしまった。それは自分ができないから。

会社に行けば働くしかない。家にいれば誰にも邪魔されない。ひとりで出来るような同じ作業をするのであれば、リモートが効率が良いに決まっている。なのに、だ。

自己管理できない。意志が弱い。自分でスケジュールを組んで、締切を決めて、逆算して作業を進めていけばいいのに。自由が邪魔をする。あんなに自由を求めていただけなのに。だけど集中したときの爆発力はすごい。何時間でもやれる。だって家だから。

どっちが幸せなのだ。

今、言えることはひとつ。

とにかく働け。

大前春子にお給料泥棒って怒られちゃうから。

トップ画像:いつかの夕暮れ。
歩いての通勤は暑かったけれど、街の景色を見ながらの帰路は好きだった。帰りにスーパー寄って、お酒とおつまみ買って帰る。それだけの毎日。

クリエイトすることを続けていくための寄付をお願いします。 投げ銭でも具体的な応援でも、どんな定義でも構いません。 それさえあれば、わたしはクリエイターとして生きていけると思います!