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【2021/9/24】傷は癒える

物理的な傷も、精神的な傷も、いつかは癒える。

どちらの傷にせよ、痕は残る。
キレイに消し去ることはできないことがほとんどで。

でもその傷が、勲章になったり、自信になったり、自戒になったり、思い出になったり、変化していくことで昇華/消化していく。

先月末に大きな傷(物理的)を負ったけれど、徐々に治癒されている。自分の身体ではあるが、自己治癒力というのは凄まじいと思わざるを得ない。

それが例え、精神的なものだったとしても(もしくはどちらも伴っていたとしても)、乗り越える術を本来はみんな持っている。持っているのにその力を忘れてしまったり、傷に自ら溺れてしまったりしてしまうことがある。それが、人間の弱さであり、それはそれで防衛本能という力だったりする。

人生を意味のあるものにしたい。

すべての出来事や現象が、何かの理由があって起こり、そして何かに繋がっていくのだということを、無理やりにでも設定したい。

だから、

今しがたただの不注意によって生じたこの傷に、
誰かにつけられたあの傷に、
胸の奥で今も疼いているその痛みに、
もう思い出せないくらい昔に出来た古傷に、
いつの間にか跡形もなく消えた傷痕に、

意味を込めながら過ごしている。ポジティブにもネガティブにもなり得るその傷たちは、時に自分を縛り、また時に誰かを縛るだろう。

いつか、笑える日が来るかもしれない。
いつか、愛おしくなるかもしれない。

だってそれはすでに自分の一部であり、生きてきた証であり、意味を見出してきた代物であるのだから。


傷と向き合う毎日の中で、それを隠したい自分と受けている自分と両方が存在する。傍から見たら分からないだろうが、傷がなかった時のわたしとはもうすでにかなり違う。成長しているのか、後退しているのか、進化しているのか、よく分からない。

それでも。

やっぱり理由がほしい。

いつか分からない未来に、この傷が必要だったのだと、伏線回収したい。こじつけでもいい。ファンタジーでもいい。

そうやって、現実と創作の間に生きていく。

無駄なものや不要なものなど何ひとつない、そう信じている。


私自身の傷についての詳細はコチラから読めます。
ご興味のある方はどうぞ。でも少しグロテスクですのでご注意ください。
https://ameblo.jp/mar23io/entry-12696587714.html

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