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Grow-up IoT

『モノづくり”そこそこ”WORLD』というマガジンを7月にスタートさせるキッカケとなったのは、知り合いの会社の手伝いをするようになってからである。

知り合いというのは大学時代のバイト先の先輩で、一緒に働いていた期間は1年くらいだったと思う。バイト先の先輩でもあり、大学の先輩でもあるが、学部が違うので大学での接点はなかった。バイト先はカラオケ店で、ネットカフェやビリヤード台もあるという複合施設だった。朝の8時まで営業していて、わたしは深夜から朝の時間に入っていた。体育会系バレーボール部に所属しており、授業が終わった後、夜まで練習があったので、バイトができるのはその時間だけだった。アルバイトは大学生が多かったが、フリーターの人も多く、勤務時間が長いこともあって、みんな仲が良かった。が、1年経った頃やはりバレーボールに専念したいと思い、バイトを辞めた。その後、ほとんどの人と連絡が途絶えたが、FacebookなどのSNSが流通しだして、再び連絡を取るようになったひとりが、その先輩だ。

先輩はIT系の会社の社長になっていた。会社で行うプロジェクトのYouTube番組を作りたいとのことで、突然の連絡があった。懐かしさと同時に、芸能の仕事をしていると知ってくれていて、頼ってくれたことが単純に嬉しかった。大学時代のバイト先の縁が、ウン十年経って再び繋がることに、面白さも感じた。その番組のアシスタントとして出演させてもらうことになった。

しかし、IT。わたしにとってはとてつもなく遠い世界の話だった。知らないからこそ出来る仕事もあるが、それが許されるのは最初だけ。視聴者に伝えるためには『分かった上で質問する』『さらに分かりやすく説明する』ことができなくては意味がない。加えて、YouTubeについてもあまり詳しくない。どちらかというと避けてきたジャンルでもあった。

打ち合わせをして、IoTやプロジェクトの話を聞いたが、すぐに理解できるような内容ではなかった。現段階では『知らない』アシスタントとして、『教えてもらう』スタンスから始めることになった。また、番組のコンセプトや内容を固め、台本を書かせてもらい、撮影時のコーディネートもさせてもらうことになった(プロデューサーとは言い難い)。いろんなYouTube番組を見て、どのようなスタイルがいいか勉強した。が、あり過ぎる。現状で出来る、企画に沿った、カジュアルで、内容が正確に伝わる番組を目指すことにした。

撮影本番。社長に偉そうにアドバイスしているくせに、自分のアシスタントぶりが下手すぎて、泣きそうだった。ただ、楽しく、明るい雰囲気をつくることだけは、なんとか、できた、と思う。

編集指示。編集をして下さる方と打ち合わせし、指示書を提出。その後、完成した編集動画を確認し、修正点を伝えたり、細かい演出を付けてもらったり。自分のイメージを、自分ではない人にカタチにしてもらう難しさを知った。そして、自分で判断する責任を感じた。

そうして第一回の動画が完成し、昨日公開された。

『Grow-up IoT』

IoTとは一体なに!?

わたしもまだ分からないけれど、入口に立てたような気になれる動画。「へえ」って思うはず。興味がある人も、ない人も、見てほしい。万人向けの内容ではないが、たくさんの人に見てほしいと、やっぱり思う。

そしてこの番組をつくる流れで、わたしもYouTube番組をつくることになった。こちらは自分で編集もしている。まもなく公開する予定。どうぞお楽しみに。


ちなみにバイト先の先輩とはこの方☟

twitter👉 https://twitter.com/MinoruHonda2

とにかく働く社長。わたしと違って(笑)

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