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【2021/6/28】自分で正解を決める

人生には正解がない。

死ぬときに「幸せだった」とか「いい人生だった」と思えたら、その人は幸せな人生を送った、つまり正解だったという説があるけれど、果たして本当にそうだろうか。

死ぬまで人生には正解が出せないのだろうか。

今が幸せでも、死ぬとき不幸だった人は、やっぱり不幸ということになるのか。

人生を生まれてから死ぬまでと区切る必要はあるのだろうか。

その瞬間瞬間、ふと思い立った時に、または立ち止まった時に、いつでも現時点の人生の正解を出していけばいいのではないだろうか。

例えば今日。わたしは友人ととても楽しい1日を過ごした。その友人とは偶然にも5年前も一緒に過ごしていて、お互いに「楽しんでるな!」と実感し合い、「これからも楽しもうな!」と誓い合った。自分の人生に完全に満足はしているわけではないけれど、自分の人生が好きで、気に入っているのだ。だから、幸せだと思う。

そもそも人生の正解とは何ぞや?

それは結局自分を肯定することではないのか。

自分が選んだ道や自分の考えを受け入れること、また他人との関わりの中で自分や相手に正直であること、だと思う。

もちろん、正解だと思っていたけれど、間違いだったということもあるだろう。人は誰しも過ちを犯す。それでも自分で自分を信じずに、誰が信じてくれようか。バランスは非常に難しい。でも、自分が自分の一番の味方であるべきだ。

数学のように正解がない世界で生きていくためには(数学ですら時に正解がないらしいが)、正解を自分で決めなくてはいけない。

でも、少し弱ってしまうとき、自信がなくなるとき、そんなときもある。そういうときは自分を好きでいよう。それだけでいい。好きでいれば大切にできる。大切にできればいつか信じられるときが来る。

投げ出さないこと。
自分を、自分の人生を。

人生は、自分のもので、
その正解は、自分で決める。

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麻利央書店
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