好きと嫌いの似ているところ
誰にでも好き嫌いがあると思う。
食べ物や娯楽、人、好みのタイプなんかに。
好きと嫌いは反対に思える。
私は最近までそう思っていた。
けれど、嫌いなものも好きなものと同じくらい目に入るということに気づいた。
建築やデザインに関心がある人は、街を歩いていると洋服や建物、内装、流行といった、関心のあるものに関連するものが目に入るだろう。
女好きな男(女)には女性ばかり目に入る。
好きなのだから当たり前だ。
しかし、嫌いでも同じことが起きていることに気づいた。
私は失敗したくないと思っている。
二日に一回、寝る前に過去の失敗を思い出してしまう。
失敗しないために失敗パターンをイメージして防止策を考えていると、成功イメージが浮かばなくなって、どんどん失敗に引き寄せられて行ってしまう。
運転と同じように、ぶつからないように、曲がらないように注意ポイントを注視するとぶつかってしまう。きらいなものは、いやでも目に入る。
嫌いなものや嫌いなこと、避けたいことを考えることによって、どんどん嫌いなものが増えて、毎日が嫌いで埋め尽くされていくことに気づいた。
嫌いなことは、意識的に考えないようにした方がいい。
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