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○○を食べたい時、足りない栄養素

揚げ物:ビタミンB群、クロム、カリウム

揚げ物を食べることで
快楽を感じる脳内ホルモン「エンドルフィン」が分泌される。
ただ、エンドルフィンの効果は短期的なので
揚げ物を食べるだけでは根本的な原因は解決しない。

揚げ物を食べたくなる原因のひとつは「エネルギー不足」であるため
エネルギー産生に関わるミネラルを摂ると良い。

<エネルギー産生に関わるミネラル>
糖質代謝を助ける ビタミンB1クロム
脂質代謝を助ける ビタミンB2クロム

また、揚げ物を食べたくなる原因には他に「排泄機能の低下」が挙げられる。
そのため、排泄機能を高めるカリウムを摂ると良いとされている。

辛いもの:亜鉛、ビタミンC、マグネシウム

辛さから得られる刺激で、心の不快感やモヤモヤ感を発散している。
辛いものを食べることは直接的なストレス発散にはならない。
辛いものに頼る代わりに、次の効果を持つミネラルを摂ることが望ましい。

味覚障害による辛いものの食べ過ぎを防ぐ亜鉛
ストレスにより消費が更新するビタミンCマグネシウム

甘いもの:たんぱく質、脂質、炭水化物のどれか

エネルギーを産生する栄養素のバランスが崩れた状態。
自分の食事を振り返って、足りていない栄養素を補うと良いが
主にたんぱく質が不足しているケースが多い。

<たんぱく質の摂取推奨量/日>
男性 60~65g
女性 50g
※日本人の食事摂取基準(2020年版)より

また、アスリートや運動習慣のある人は
体重1㎏あたり1.2~2.0gのたんぱく質が必要とされている。

たんぱく質50gは、卵なら約6個、ささみなら約5本に含まれる量。
様々な食品を組み合わせたり
必要に応じてプロテイン飲料も活用しながら摂取したい。

氷:鉄分

鉄欠乏性貧血により血中の鉄分が不足することで赤血球の量が減り
酸素を身体全体に運べなくなって
自律神経の働きが狂い体温調節が上手くいかなくなる。

すると、口の中の温度が上がり
熱くなった口の中を冷ます為に氷を食べてしまう。

炭酸飲料:カルシウム

炭酸飲料には気分をスッキリさせる効果があり
ストレスを感じたときに常飲してしまう方も多いのでは?

ストレスの原因のひとつに、カルシウム不足があると言われている。
また、炭酸飲料を常飲すると骨からカルシウムが溶け出すため
食事からカルシウムを補うことも重要。

ただ、カルシウムだけでは効率よく吸収できないため
吸収を助けるビタミンDと組み合わせて摂取していきたい。

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