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「将来の夢」って?〜自分で考える習慣をつくりたい〜

子どもの頃、
「将来の夢は?」
と聞かれた経験はほとんどの人があるだろう。

私は、この質問に小学生の時から
「学校の先生」と答えていた。

なぜか、なんて
ほとんど考えたことはなかった。

なんとなく憧れて
そして、なんとなく教育の道に進み、
中学校の先生になった。

ここで求められている回答は
基本的に「職業」であると思っていた。

将来の夢=職業

(中には「お嫁さん」なんて答える人もいたが、これも本質的には同じこと)

これでいいのだろうか。

働き方が多様化し、
今ある職業が数十年後にはなくなると言われる時代

就きたい職業を選ぶことには意味がなくなる。

なぜその職業を選ぶのか
どんな人になりたいのか
どう生きたいのか
何を大事にしたいのか

そんなことを問い続けたい。

答えが出なくても、
答えが変わっていっても、
問い続けて、言語化していく。

それは、とても頭と心を使うことだと思う。

大人になればなるほど
なんとなく今いる環境を受け入れて
いろんなことを諦めていく。

それは必ずしも悪いことではない。

けれどそうなる前に、
中学生や高校生くらいの
自分のことを自分で考えられるようになった人たちに、
様々な価値観や生き方に触れて、
たくさん考える機会をつくりたい。

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