東京マラソン観戦記(2019.3.3)
東京マラソン観戦してきました。
まずは、前日譚。
少しでも良い場所で観戦しようと思い、特別観戦エリアでの観戦に申し込み。
1000人まで観戦できるところ、「抽選当たるかな、、」と申し込んでみたら、整理番号が500番台。
「あれ、これって倍率むちゃ低い?」と不思議に思っていたら、無事当選しました。
東京マラソンの抽選は8年連続で外れているので、そっちでその運使えよと思ったのは、ここだけの話。
で、日は変わりまして、レース当日。
「お、雨降ってないやんけ」と思った朝6時。
ウキウキで朝風呂に入り、出てみるとザーザーの雨。
この時点で去年のような好記録続出は望めないと察してしまいます。
9:15に友達と待ち合わせて、特別観戦エリアの下見へ。
「え、、ここってスペースだけ確保してあるだけで、選手全く見えなくない??」と気付かされ、急遽観戦場所変更。
42キロ地点の数10メートル手前で観戦することに。
42キロ地点を選手が通過するのは11:10頃になるため、それまで雨に撃たれてひたすら待ちます。暑がりな私は、この天候を甘く見て薄着で来ていただけに寒かった。。頼りになるのは近くのLAWSONで買ったホットコーヒーだけ。30分後にはアイスコーヒーになりましたが。
時間潰しは目の前にあったビル内に設置された超特大スクリーンでテレビを見る事が出来たのでまだよかった。
スマホを弄ろうにも雨のせいで画面が中々反応してくれない、指紋認証してくれない、寒さで指が震えて文字がうてないと散々でした
。
そして何よりしんどかったのは、私のポリシーとして、観戦時に雨が降っている時は、後ろで見る人の邪魔にならないように傘を絶対に差さないと決めているのですが、そのせいで雨にうたれて身体が冷えてしまうこと。
周りの人が傘を差しているのを見ると少しイラッとしてしまうのはここだけの話。
そして10:40頃、車椅子の選手が通過します。
私が観戦した丸の内仲通り(かな?)は石畳のような地面のため、車輪が暴れるガタガタ音が聞こえてきたのが印象的でした。
そして11:10過ぎ、男子選手がやってきました。
先頭はレゲセ。
私もレース状況を知らなかったこともあり、選手名で応援することは出来なかったですが、とても速かった。
表情も余裕そうで、バネある走りをしていました。2時間4分台?バケモノかよ。
その後、カロキが通過した後、カリウキが通過。
「サイモン!」と呼んだらこっちをチラッと向いてくれたのが嬉しかったです。
彼も下級生の時はムラっ気の塊でしたが、良くここまで成長したな、とおじさん感激です。
そして、やたらと歓声が大きくなってきたと思ったら、堀尾くんが来た!あのメガネは特徴的です。
顔がくしゃくしゃになって、しんどそうでしたが、長身ならではのストライドは迫力があった。
そしてここまで全員厚底シューズ。
その後、続々と選手がやってきますが、歓声が上がるのはやはり青学選手。
私の周囲で、棟方くん、定方くん、永井くんらを名前で呼んでた人は私くらいだと思います(顔見ただけでよく選手名わかったなと自分でも驚きです)。
あとは堀合くんの名前を呼んだら目線があったこと。トゥンクトゥンクしました。私、駒沢ファンになります。
1番の衝撃は、神野くんが通過したとき。
「え!?先頭集団から早々に遅れたんじゃないの?」と思っていたので、中々に驚きました。
最短ルートで誰よりも早いピッチで駆けていく神野くんを見て、感動したのは私だけじゃないはず。てか、まじでフェンスギリギリの最短ルートを彼は駆けていたんです。頭も冷静だし、走りも力強い。彼も一皮剥けたんだな、としみじみです。
あとは佐藤悠基さん、中村匠吾くんがジョグのようなスピードで駆けて行ったこと。チャレンジした結果だし、何より完走まで持ち堪えるという精神には素直に敬服です。批判する人は多いですが、ちゃんと2時間10分台中盤でまとめたこと。これは素直に賞賛すべきだと思います。
あとは、中村匠吾くんが通過するくらいのタイミングで、漢・大八木監督が。
でも報道陣専用エリアに入ってしまったため、スタッフから追い出されてしまうことに。。これは笑うよw
そんな御大のお茶目なところも見れたのでお腹はいっぱいです。
他に個人的なポイントは、隣のおばちゃんが青学ファンで山田くんが来た瞬間、ギャー!と叫んだこと。もちろん、応援することは良いことです。
でもそのせいで日本人トップの一山さんに気づくのが遅れてしまいました。。不覚。。
おばちゃんは山田くんを見届けると直ぐに消えて行きました。きっと他の選手には興味ないんでしょう。その姿勢、潔くてすこ。
2時間20分以降になると市民ランナーもチラホラと混ざり始めます。
外国人市民ランナーも多いですし、厚底シューズを履いた市民ランナーもチラホラと。
私と一緒に観戦した友達は靴マニアだったので、厚底シューズを見ると凄い興奮してました。気持ちはわからんでもない。
唯一の後悔は、猫ひろしが厚底シューズだったのか否か。不意を突かれて、確認するのを忘れてしまいました。。
その他の後悔は、帝京・畔上くんを見逃してしまったこと。
帝京と言えば、ファイアレッドのユニフォームじゃない?イエローのユニフォームとか聞いてないよ。。
とまあこんな感じで、12時くらいまでは観戦してました。
時間が許せばあと2〜3時間はいたかったのですが、寒かったのと歯医者を入れてしまう敗者なので撤収することに。
気候の影響で大荒れとなったレースですが、これはこれで面白かったのかな、と。
マラソンはいつもパーフェクトな環境の下で開催されるわけではないので、これもオリンピックを目指す上では良い経験だったのかと思います。
だってさ、東京オリンピックのマラソンの日に台風が来るって可能性もなきにしもあらずなわけで。
これからもMGCに向けた各レースをしっかりと楽しんでいきたいと思いました。
残すは、びわ湖・名古屋・ボストン・ロンドン・ハンブルクですかね!
どれも現地観戦は出来ないですが、他の大会含めて楽しんでいきたい所存です!!
初めてということで気合が入り、相当な長文になりましたが、読んでくださった方はありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。
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