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「さくらねこ」を知ってください。

どうも、「普通になれなかった人間」シンリです。

今日はすごい猫の日(2022年2月22日)ということで、せっかくなので猫の話を。

猫の日(2月22日)は、2月も下旬となり春が近付いてくる季節で、カフェなどでも桜メニューが発売されたりしますよね。

というわけで(導入が雑)、皆様に知っていただきたいのが、「さくらねこ」
と言っても、全身ピンク色の猫とかではないです。

これ以上野良猫を増やさないために、ボランティアの方が野良猫を捕獲し、獣医によって去勢・避妊手術をした後に、元の地域へと返すという取り組みがあるのですが、
その手術の際、片耳にV字型の切れ込みを入れて、去勢・避妊をしたという目印にするそうです。

耳を切ってしまうと言うと、なんだか可哀想に聞こえますが、誰が見ても分かる目印をつけることで、何度も(必要のない)捕獲や麻酔をされるリスクを減らせるとのことです。

なお、麻酔が効いている間に耳を切るので痛みはあまりなく、しっかり止血もするので、再度出血することもほとんど無いそうです。

V字型の切れ込みが入った耳が、桜の花びらのように見えるため、そのような猫は「さくらねこ」と呼ばれるそうです。

「どうぶつ基金」のこちらのページが分かりやすいかと思います↓

なぜ突然こんなことを言い出したかというと、Twitterで相互のフォロワーさんが、耳が少し破れた猫を見たと言ってたので、それで「さくらねこ」の事を思い出したんですよね。

猫同士の喧嘩で耳が欠けてしまうこともあるとは思うんですけど、もし人為的な切れ込みっぽかったらそれは「さくらねこ」かもしれません。

リアルの知人女性(猫飼い、もとい猫の下僕)が、「さくらねこ」を保護しているのもあって、私はその存在を知っていたのだけれど、
「さくらねこ」を知らない、聞いたことないという人も結構いるみたいですね。

自分が知ってることを、皆が知ってると思ってはいけませんね。反省。

ちなみに、「さくらねこ」は去勢・避妊手術をされた「地域猫」なのだけれど、「地域の人達が可愛がっているなら飼ってはいけないのか」というと、そうではなくて。

やはり、安心できて、寒さや暑さ、飢えや渇きに苦しむことのない場所があるのが、猫にとっては最善だろうということで、飼ってもいいらしいです。

金銭的・時間的・環境的に猫を飼える状況にある人、病気の検査などで動物病院に連れて行ける人に限られますが、
きちんとお世話をできるのであれば、家に遊びに来る猫ちゃんを保護するのも良いと思います。

特に暑さや寒さの厳しい時期や、台風や豪雨、大雪が近づいている時期などは、その間だけでも匿ってあげてほしいと思います。 

(当然ではありますが、嫌がっている猫を無理矢理捕まえたり、猫を飼う余裕が無いのに飼おうとするのはやめてくださいね。)

私は、「さくらねこ」を知らない方にも、その存在を知っていただきたい。

知ることから全ては始まります。
知る人が増えれば、地域猫の保護や、去勢・避妊手術に繋がります。
それだけ、殺処分される猫ちゃんも減ります。

どうか、幸せな猫ちゃんが増えますように。

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