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「普通になれなかった人間」は、普通の女の子にもなれなかった話。

どうも、「普通になれなかった人間」シンリです。

2年ほど前に執筆・投稿した、「普通になれなかった人間」は、セクシュアリティについて考える。という記事でも取り上げたのですが、
「anone」というセクシュアリティ診断サイトで、(気まぐれに)再度、診断してみました。

パッと見、診断結果はほぼ変わっていない気がするので、細かい話に関しては上記の過去記事をお読みください。

というわけで。

はい、結果ドン。

いかがでしょうか。

特筆すべきは、「Xジェンダー」「ノンバイナリー」あたりか。
ざっくり言ってしまえば、中性無性に近いニュアンスのもの。
(たぶんおそらく厳密にはちょっと違うのだけど、分かりやすいように物凄くざっくり言ってます)

つまり、おそらく、私の心は「普通の女の子」じゃない。

とはいえ、性自認は女ですし、自分の肉体に性別的な意味での違和感(性別違和)はない。
そして恋愛対象は男(異性愛)であり、女として生きる分には社会的不都合はない。
それを受け入れて生きています。

ただ、「普通の女の子」ではない。
もしそうだったなら、可愛らしいファッションやキラキラコスメにもっと興味持てたかもしれない。

というのも、私、子供の頃から、女の子っぽいものがとにかく嫌い(他人が使ったり着たりする分には別にいいけど、自分は使いたくない)なんですよね。

具体的には、コスメアイテム、フリルやレース、リボン、スカート、ワンピース(漫画や映画で流行ってるアレではなく、服のほうね)、などなど。
そういう「女らしいもの」をとにかく嫌悪する傾向にあります。

社会人女性たるもの、好むと好まざるとにかかわらず、化粧は身だしなみということにされてしまっていますが、
ぶっちゃけ、渋々眉毛を書くくらいで済ませています。
余裕があればリップティント塗ったり、カラー補正下地(グリーン)を塗り込むくらいか。

まあマスカラとかファンデとかチーク、アイシャドウ、アイライナーなんかも一応持ってはいるんですけど、積極的には使わないです。
どうしてもしっかりめにメイクする必要がある時にしか使いません。

なんせ、面倒だという気持ちが大きいので、ジェンダー云々の話とは少し違うのかもしれませんけども、
「可愛いコスメアイテムを見て心が踊る」という感覚が、私には一切わからないんですよね。

だいぶ話が脱線事故起こしてるので、元の話題に戻ります。

前述の通り、趣味嗜好が「女の子らしいものがことごとく嫌い」なので、
以前から、心の性別は少なくとも女性じゃないんだろうなーとは思ってたのですが。
セクシュアリティ診断2回受けて、結果がほぼ変わらないということは、やはりそういうことなのでしょう。

ただただ、性自認は女性で肉体も女性、それを受け入れてるから、一応、社会的には女性として生きてるだけなんですよね。
まあ女性らしさは皆無で、サバサバ系を通り越してガサツなわけですが。

可愛いよりカッコイイが好き、化粧はなるべくしたくない、シンプルで中性的なものが好き、まあ肉体も性自認も女に属するのは否定しないけどね、って感じの生き方してます。

……これ、私が女だから「ボーイッシュor中性的な女」で済まされてるけど。

もし私が「男だけど可愛い服装などが好きだし、化粧もしたい」って感じの男性だったら、
女として生きている私より、もっと生きづらかったかもしれませんね。

ある意味、女として生まれて良かったのかもしれない。

皆様も是非一度「anone」でセルフ診断してみてください。
何か新たな発見気付きがあるかもしれません。

期間をおいて再び診断するのもいいかもしれませんね。
セクシュアリティとは、肉体の性別のような不変的なものではなく、個人の価値観と同じように、ある程度変化するものですから。

サポートして頂けますと、私が甘いものを食べるなどしてニコニコする時間が増えます。