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1. ウレシイときもカナシイときも海

以前、このnoteで自分の障害についての経緯を綴っていたんだけど、普段、自分の障害については、あまり語らない&考えない性格なので、改めて振り返って書いていたら子供の頃の心境を少しずつ思い出して気持ちが沈みそうになった。
これはヤバいな良くないなと、一度記事を下書きに戻してしまったのです。
でも時間を置いて読んでみたら、今はもう大丈夫ってゆーか、逆に「おもしろいじゃないかコレ!」って思えたので、ここらでまたマガジンとして記事を復活させようと思います。深刻な感じで書いてはいないつもりなので気軽に読んでいただけたらウレシイです。まだ途中なので続きも書くつもりです。


あらためまして、私と私の障害についての簡単な自己紹介です。


生息地は海

私が生まれ育ったのは、千葉の田舎の海の町。
なーんにもないところです。
ほんとに海しかない。

夏休みのラジオ体操はに集合。
学校行事はのごみ拾い。
写生大会も
遊び場も
デートも。失恋したら。泣きたくなったら

『海は私のすべてを見ていてくれた』

と言っても過言ではないくらい。
(チョット  カッコヨスギ?)

その町には25歳まで住んで、そこからは千葉市で一人暮らしをしてました。
フツーの2階建てアパートです。
その頃はまだ松葉杖でなんとか歩けていたから、部屋探しの条件は1Fで駐車場が目の前にあって会社から近いこと。(それでも度々遅刻してた)

そこで何年か暮らして、結婚と同時に東京の
これまた運河に囲まれた街に引っ越してきて現在に至ります。

3LDKのマンションで、きままな夫婦ふたり暮らし。

玄関を開けると運河が見えます。
夏の夜はそこを屋形船が通ったりして、やっぱり水辺の街はいいなーって思います。

オットは海なし県出身だけど、私が先に始めたスクーバダイビングに私よりハマってしまい冬でも伊豆に潜りに行くほどに。夏はふたりで石垣島や海外にも潜りに行ってました。
ダイビングのことはまた別の記事で書こうと思います。

好きなもの

やっぱり海が好き! 山よりもだんぜん海!
紅茶。ルピシアの紅茶が好き!今ハマってるのは「オルヅォ クッキー」のティーバッグ。
あとは、まぁるいもの。

シゴトについて

現在はIT企業でインハウスデザイナーをしています。
グラフィックデザイナー兼なんでも屋です(イラスト・ロゴ・アプリ画面・ポスター・チラシ・冊子・まんが・モーショングラフィックス…なんでもつくります)をしています。

コロナ以前からずっとフルリモート対応のステキな会社です。
これまで何度か転職をしてるけど、デザインの仕事に就いたのは今の会社に入ってから。それまではいろいろな仕事をしてきました。
少し副業もしてましたが、忙しすぎて今年からは本業一本にしました。

障害について

現在の障害者手帳の等級は2級です。
2級に書き換えたのは最後の手術が終わった頃なので30代半ば。
そのときはまだがんばって歩いていたし、腕力も今よりはあったから1級は難しいかな? ということで2級どまり。

現在は、車椅子でしか移動できないし、体もあちこちポンコツになって
ほとんど1級レベルになったんだけど、手帳の書き換えがめんどくさいので更新してないです。

どこまでもめんどくさがりな私。

両下肢機能障害と、体幹障害、筋力低下もあります。
握力は1くらい。指力もあんまりないのでいろいろと不便なことも。
Dr.には「その握力でよく箸が使えるね」って言われます。
まぁ、ほとんど「刺してる」…けどねw

このあと詳しく書きますが、私は先天性の障害をもって生まれました。
小中高とも普通校で、途中から松葉杖をつきつつ通ったので
大変だっといえば大変だったのかな...? 
うーん、実はあんまり覚えていないのです。

たぶん、
脳ミソが「忘れてもいいよ」って抹消してくれたのかも(笑

フツーだったら、学生時代なんて楽しい思い出がたくさんで
「子どもの頃に戻りたーい」
って思うこともあるんだろうけど
私は子供の頃に戻りたいなんて1ミリたりとも思ったことがないなー。

歩くことが苦行みたいなものだったから、家に閉じこもることが多かったし
入退院も繰り返していたし。
なにを考えて生きていたのか...。

たぶん生きるのツカレターって、何度か思ったこともあったと思う。
青春なんてそんなもんだよね (え、、ちがう?)

でも。
気づけば、いつの間にか人生を楽しんでる自分がいて
自分のことを大好きになれて。
やりたいことをして。
行きたい場所に行けて(もちろん物理的に行けない場所は割り切るけど)
振り返ればすごく楽しい日々を送ってこれたんじゃないかなと思う。

もちろん、できないことや行けない場所や悔しい思いや諦めたりすることは
日常茶飯事だけど
「まぁ、しょうがないじゃん」
楽しいことだけ考えたり目を向けていればいい
そんな生き方ができるようになった。

障害が軽いからそんなふうに思えるんだよ...
って思う人もいるかもしれない。
実際そうかもしれない。
でも本当はそんなの関係ないのかもしれない。

自分の人生を変えられるのは自分しかいないんだと思う。
そしてそれはきっとココロの持ちようや考え方、とらえ方次第
なんじゃないかな、とも思う。


ぅわ。なんか若干暑苦しいことを書いてしまった!

安心してください。そういうnoteではないです。
ゆるーく、ノーテンキにいきますので
気軽に読んでくださればと思います。

車椅子で初めて行ったハワイでの1枚



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