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東京大学の文系大学院に合格した話【経済学研究科】

東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻に合格したので、体験記を残そうと思います。
本記事では、広く浅く全体について書きたいと思います。
勉強方法など、詳しくは近日中に改めて…

↓↓ 本記事と同じ内容をブログにて見やすく書き直しました!(23.10.25追記)


筆者のこと

私立大学在学中で、2年ほど前から外部への院進を考え始めました。
考え始めただけで、本格的に準備を始めたのはもっと後ですが…

院試に向けた準備

提出書類の作成

私が受験したコースは、以下の書類を提出する必要がありました。
任意提出のモノもありますが、出せるものは出した方がよいだろうということで、全ての書類を準備・提出しました。
面接時、論文についても触れていただけたので、提出する意味はあるかと思います。

  • 研究計画書

  • 英語試験のスコア(私はTOEICを提出しました)

  • 論文(任意提出)

  • 参考業績(任意提出)

  • 推薦書

英語について

私はTOEICのスコアを提出しました。
受験勉強を始める前のスコアは300点台、最終的に提出したスコアは800点前半です。

院進を考えたとき、滑り止めも含め複数受験することになるかと思います。英語については、大学独自に試験を実施するところ・TOEICのスコア提出を求めるところ・TOEFLのスコア提出を求めるところなど様々です。
専門科目の勉強に時間を多く残すためにも、英語の試験形態は事前によく調べ、早めに無駄なく準備することをお勧めします。

専門科目

専門科目の勉強は、完璧に読み込む参考書を1冊。辞書的に使う参考書を2冊程度用意していました。
過去問については、東大分のみでなく出題傾向が似ている複数の大学のモノを集めました。(合計100年分?くらい解いたと思います)
まずはじめに、参考書を見ながら過去問の解答を自分なりに作成し、あとはひたすら繰り返し解くだけです。

面接対策

研究計画書の内容は、スラスラと言えるようにしました。
「〇分程度で説明してください」などと言われるので、時間も意識して準備すると尚よいかと思います。
質問内容を予想して解答を考える等していましたが、予想はあまり当たらずほぼアドリブで答えました…。

本番

筆記試験

解答用紙は大きめの紙2枚、裏面にも書けます。私は2枚とも表面+裏面半分くらい埋めました。
手応えは6~7割程度でした。
しかし、解答方法が自由記述(?)のような形なので、どこに配点ポイントがあるのかわからず…。噂によれば点数開示ができるそうなので、開示でき次第また記事にします。

↓↓開示請求しました。参考までに(23.12.28追記)

↓↓個人的に意識していた「点数を稼ぐコツ」をまとめました(23.12.28追記)

口述試験

試験時間は15~20分程度。
研究計画書の内容についてが8割、現在の学習状況や志望進路・その他のことについてが2割といったところでしょうか。
メインとなる研究計画書については、自身の研究計画のみでなく先行研究も含めて完璧に理解しておくことをお勧めします。

総じて

あくまで私の所感になりますが、合格できた要因は以下の点にあると思います。

  • 筆記試験で、大学が求める水準を超えたこと

  • 研究計画書がきちんとかけていること(噂によるとこれが1番大事??)

  • 任意提出の書類を通して、やる気と研究を行える能力を示せたこと

  • 口述試験で、きちんと受け答えができる人間だと示せたこと

研究計画書が1番大事!というのは、東大に進学された先輩から教えていただきました。
真偽のほどはわかりませんが、実際に私は研究計画書の作成に一番力を入れ、合格できました。(面接でも「よく書けている」と褒めていただきました)

研究計画書の書き方については、ブログで0から徹底解説していきます!
↓↓ 第1回はすでに公開中!

おわりに

こんな感じで、無事に合格することができました。
外部からの受験ということもあり、とにかく情報を集めるのが大変でした。東大経済学研究科の合格体験記、少なすぎませんか…。
今後、さらに詳しく大学院入試についてまとめていく予定です。
自分と同じように、情報が少ない中頑張っている方のお力になれたら嬉しいです。

ご質問など随時受け付けています。
Twitter(x)@2tokuneko


追記(2023.10.17)
院試情報ブログ【弐徳猫の院試情報ラボ】を開設しました!

まだ記事数が少ないですが、これからどんどん記事を投稿する予定です!
Twitter(X)にてブログ更新のお知らせをするので、是非フォローしてお待ちください~!(@2tokuneko)

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