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40歳初産。産後ケアのススメ

早いもので産後41日。

あまりの怒涛の日々に記憶障害がだいぶきてるので(笑)忘れないうちに記録します。

産後ケアをうけてとてもよかったので、産前産後のみなさんに産後ケアの存在を知ってもらって少しでも楽になってもらえれば、と願って。

育児の合間をぬってブログを書き進めて早10日。やっとでけた!笑

先輩ママのススメ

妊娠中、同い年で同じく妊娠中だった友人に薦められた産後ケア。以前、産後ケアで助けられたという友人の経験から「話だけでも」と、鹿児島中央助産院へ連れて行ってくれました。  

施設案内やいろんな話を聞いた後、年齢、身体の回復のことを考え、宿泊型の産後ケアを1週間予約。※鹿児島中央助産院はお産もできます。ここでお産していなくてもケアを受けることができます。最終的に7泊8日にしました。

お産は予定通りにいかないもの。

予約は臨機応変に対応してくれます。私の場合、予定日を5日過ぎていたので、予定日に1度電話をして退院の日が決まったらまた連絡するというスケジュール。

そして無事出産。

出産後、実際にどんなことが起こり何に困るのかもわからないまま、あれよあれよと忙しい産婦人科での5日間の入院生活を経て、夕方から助産院へ向かいました。

助産院の施設環境

助産院は、昔ながらの畳部屋。テレビも時計もないシンプルなお部屋です。

トイレ、シャワー(シャンプー、トリートメント、ボディソープはあり)、冷蔵庫、洗濯機(洗剤は持参)、乾燥機(1回100円)は共同ですが、他の方とかぶることなく自由に使えました。掃除も行き届いているので快適です。

私的に1番よかったのが、旦那も一緒に泊まれること(家族の宿泊は、大人が1,100円、子供が550円)。

家族の食事も、朝は650円、昼夜は900円で追加できます。

他にも、希望者にはアロママッサージや、おっぱいケアなどお母さんへのケアも充実しています。(※別途金額がかかるもののあり)

24時間体制で母子共に、丁寧なケア

赤ちゃんとの生活は、24時間ノンストップ。入院初日から赤ちゃんと同じ部屋で過ごします。

入院中は、お母さんファースト。24時間体制で助産師さんがケアしてくれます。

初日から感動の連続!!

部屋にはナースコールボタンもあるため押せば駆けつけてきてくれるのですが、助産師さんも他の方のケアもあったりと忙しいのに「ちょっとお待ちください」がない!

こちらが困っていれば、とことん付き合ってくれる丁寧な対応。

部屋で赤ちゃんが泣いていればとすぐに駆けつけてきて一緒に対策を考えてくれ、夜中におっぱいが張って痛い時は、そっと寄り添っておっぱいケアをしてくれ、頭痛がすると言えば、肩や背中のマッサージをしてくれる。

おっぱいケアは、冷蔵庫で冷やしたキャベツを胸に当てて冷やしたりと身体にやさしい方法でした。

産後はホルモンの関係で涙もろくなるらしいのですが、産婦人科での入院中に号泣。助産院でも、助産師さんのやさしさと母が重なってしまい、30分以上わんわん号泣してしまいました。

赤ちゃんのお世話で疲れた時、食事中、夜中も体力回復のため預かってくれ、抱っこ紐の使い方、赤ちゃんが便秘になった時の対策などなど、どんな質問でも丁寧に対応してくれます。

出産後の身体は、とにかくぼろぼろ(笑)

初めての赤ちゃんのお世話はわからないことだらけで不安でいっぱいです。身体もぼろぼろなので、お世話するのも全身全霊。

私の場合、おすその縫い傷がひどかったのと、臨月からはじまった足の痺れと痛みのダブルパンチ!で、座ることは不可能。

ドーナツクッションにも座れず、立つか、寝てるかしかできない。そんな中でも授乳はノンストッーープ!

助産院は赤ちゃんと同じ布団で寝るスタイルだったため、寝ながらおっぱいをあげる添い乳ができたので、なんとか授乳部門はクリア。

ただ、畳の部屋で食事をとるのが大変でした。

食事で魚が出てきても、魚の骨をきちんととってきれいに食べる余裕すらない。何とかお尻を浮かせて横座りで座っても5分が限界。。。

最後は立って食べるという生活が産後3週間続きました。産後40日でやっと普通に座れるようになりました。

注)ここからお股事情↓

・排尿障害→ 出したいのに出ない!膀胱を自分で押して、ウォシュレットで刺激して3回に1回出るか出ないか。これまた辛かった(涙)3〜4日で治まりました。

・便秘→ おすそが痛すぎて出すのも一苦労。。。&授乳で水分をとられるらしく水分をたくさんとってもママの「運」まで届かない。最終手段で、牛乳を飲んだらなんとか。。。

・頭痛→ 普段は頭痛もなく低血圧の私ですが、産後に頭痛がではじめました。一時的な高血圧による頭痛と、その他の頭痛。

※産前のマイナートラブルの記録写真もとっているので、また記録をアップする予定です。

産後ケアは、旦那と一緒がいい!

妊娠中、初めて助産院へ行った時「ママのおっぱいの匂いで赤ちゃんは興奮するから、寝かしつけはパパが最適」と、意外なことを話してくれました。

2〜3時間に1度の授乳、おむつ交換、寝かしつけ、24時間の赤ちゃんとの生活を産後すぐのタイミングで旦那と一緒に経験できたことは、私たち夫婦にとって、とても意味のある充実した時間でした。

比較的元気には自信がある方でしたが、産後の身体は想像以上に動けない!その時のパパのヘルプは、ありがたいものです。

パパは、授乳後の寝かしつけ、抱っこの仕方、抱っこ紐の使い方、ゲップの仕方、沐浴の仕方、

わが家は布おむつなので、布おむつの洗濯などなど、毎日がんばってチャレンジしてくれました。

ちなみに #布おむつ は、輪おむつ20枚。成形おむつ5枚。布おむつカバー2枚。Richellのおしりシャワーと、1日1回の洗濯で過ごしています。

↓搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませる練習

↓沐浴の練習

そして、おうちに帰ってきた今も、まるで助産師さんのように(笑)

食事の支度、家事、子育て、一緒になって息子を育てています。できる方ができることをする。

↓旦那が毎日母乳のためにと、作ってくれる朝ごはんと夜ごはん。助産院で働いたことありますよね!?レベルw

自信をもって旦那が子育てに参加できるのも、助産院での生活があったからだと思います。旦那の方が上手にできたりするので、私が自信がなくなるほどです(笑)

助産院での栄養満点の食事

宿泊型の場合、食事は3食、8時、12時、18時に部屋に運ばれてきます。基本的に、母乳にいい食事なので和食中心です。しかもボリューム満点!!!

朝ごはん

お昼ごはん

晩ごはん


完全母乳育児は、1日10kmマラソンのエネルギー消費らしいので。1ヶ月でフルマラソン7回分!!!(※こちら参考にしました→クリック

そりゃ、グッタリしますわ。友人が、24時間ドリンクバーと表現していて納得(笑)

妊娠中13kg太ったのですが、あっという間に産婦人科の退院の日にマイナス4kg。産後10日でマイナス8kg、産後3週間でマイナス10kgになりました。

助産院の利用料金

鹿児島市に住んでる方は、産後何ヶ月以内という縛りがあるものの鹿児島市の助成があります。

基本的には7日間まで。最長14日間利用可能です。鹿児島県の各市町村で利用金額が変わるみたいなので、鹿児島市以外の方は聞いてみてください。

◎宿泊型(3食付):鹿児島市在住の方は、9,200円(※通常、1日33,000円)

◎日帰りデイケア(一食付):鹿児島市在住の方は、4,600円(※通常、16,500円)

全国の各市町村にも、このようなサービスが充実しているところも多いようです。

産前産後のケアの重要性を初めて知る

妊娠出産を経て、自治体の母子に対するケアが充実していることを初めて体感しました。今までは目にも入らなかった情報です。

妊娠中から、出産後手伝いをしてくれる家族がいるのか?なんでも相談できる人がいるのか?生活環境や仕事についてなど詳しく聞かれます。

出産後は、2週間検診、新生児訪問、1ヶ月検診と、ママ自身と赤ちゃんへの気持ちについてのアンケートもあります。

妊娠、出産、産後のホルモンバランスの変化はジェットコースターのようだと聞いてはいたものの、自身は毎日がいっぱいいっぱいで変化に気づかず自分を責めてしまうことも。。。

出産、子育てと、身体と心のバランスをとるのが難しいのだと思います。だからこそ、頼れる人に頼る。

産後ケア、おすすめです。

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