さくらのせかい

彩倉まりなです。 役者と被写体モデルで活動してます。 日記だったり詩だったり、 tw…

さくらのせかい

彩倉まりなです。 役者と被写体モデルで活動してます。 日記だったり詩だったり、 twitter(X?)の文字数では収まりきらないことを投稿しようと思います。 *奈良県のラジオ放送局 FMハイホー「○○な水曜日」にて、毎月第三水曜日"さくらのせかい" 朗読していただいてます。

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初舞台を終えて

先日、兼ねてから目標の一つだった舞台出演を無事に終えることが出来ました。 まだ出演させて頂いている映画作品などは世に出ていないので、これがお客様に声をお届けできた初めての経験です。 ここまで支えてきて下さった皆様、本当に本当にありがとうございます。 役者を志した日から2年。一度舞台から離れた日から7年。初舞台を迎えるまで、長い月日がありました。 ひとつの分岐にする為に、これまでのことを振り返って書きたいと思います。 ✿ ✿ ✿ 私は、舞台役者の父と母から生まれました。

    • 暮らし

      ただ 今日は寒いねとか お腹空いたとか おはようとおやすみとか そういうものを分け合えたら きっと 本当はそれだけで幸せなんだ それだけの事が なぜか なぜか 難しくなっていく 分かり合えなくて 許し合えなくて 思い出で埋もれた 住み慣れたはずのこの部屋で それぞれに一人 違う迷路を彷徨っている 本当は どれだけ月日を重ねても あの頃と同じ 何も変わらないままなんだ 寂しくて 寂しくて 君のそばにいたかっただけの 不器用な子供

      • 不器用な私たち

        たぶん私は 人よりも少し 色んなことに不器用で 何をするにも時間がかかって 世界に馴染むのが 少し遅かった そのおかげで 何気ないたくさんのことが 人よりも少し 眩しくて キラキラして見えて 羨ましくて 愛しくて だから 全てをかけて その日々を 世界を どうしても どうしても 愛したいと願うんだ - END -

        • ただ、生きてる。

          たとえ声が無くなっても 心は歌い続けるだろう たとえ身体が動かなくなっても 踊る夢をみるのだろう たとえ全てを忘れても きっと また同じ夢をみる 生きる意味など 見つからなくても ただ巡りゆくものだとしても たしかに今 ここにいる 静かに 静かに 命は燃える -fin-

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        初舞台を終えて

          旅する人

          僕らが時間を散らしながら 消耗してった毎日は きっと僕らの命そのもので かけがえのない1分1秒だった それに気づいて駆け出した 振り返らない彼らのことを 人々は笑う はぐれものだと嘲笑う 知らない世界を知ることは いつだって怖くて 自由に生きようとするたびに 必ず一つ何かを失う それでも 何も無くなったあとに ひとつだけ残る 何かを握りしめて 僕らはひとりきり 生きる 一度きりのこの瞬間に すれ違う大切な人たちを 命の限り 愛しながら -

          空になった居場所

          認めてほしかっただけ たぶん本当はそれだけだった いつの間にか 何が目的かも曖昧になって ただ日々を漂っていた 金木犀の香りで肺を満たしたら 甘い香りで書き換えよう 崩れそうな自分も 煮え切らない毎日も いつまでも書ききれない未来予想図も 認めてほしかった人は もう側に居ない ただひとり なにかを抱(いだ)くための手と どこかへ向かうための足だけが 今もぽつんとここにある 空になった居場所 置いてけぼりにならないで 精一杯の笑顔で手を振ったら 今度こそ旅に出よう 行

          空になった居場所

          小さな祈り

          賑やかな音楽 行き交う人々 懐かしい雪の街 あの真冬の夜直(よたた)に 最後に見た君は とても悲しそうだった あのね、 本当に君に伝えたかったのは いままで言ったどんな言葉でもなくて 君が大事だっていう事実 ただそれだけだったんだ 伝わらなくて 伝え方が分からなくて やり方をたくさん間違えた 不器用でごめんね 弱くてごめんね 赤や緑の温かな光 鈴の音、音楽、雪の街 ショーウィンドウのサンタクロース 真冬の夜直を彩るのは たくさん たくさんの、人々の思い 陽気な街の

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          ✿ ✿ ✿ はじめましての方、はじめまして! 既にお馴染みの皆さま、お世話さまです🌸 役者・被写体モデルで活動しています。 彩倉 まりな (さくら まりな)です。 実は以前から日記代わりに詩を書いていて、 ずっとnoteアカウントの開設を考えていました。 先日、無事に初舞台を終え、 ひとつの分岐を迎えることができましたので、 この機会にnoteを始めてみようと思います。 日記代わりに書き溜めてきた詩。 twitterの文字数には収まりきらないようなこと。 不定期

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