自己紹介 | スマホの検索履歴というガラパゴスを晒してみる。
■あなたには他人に見られたくないものがありますか?
ふいにカメラモードになったスマホが映す我の二十顎。昨晩からシンクに放置された食器たち。意中の人に送信取り消ししたLINE。ニッチな趣味の詰まった音楽プレイリスト。
そう。誰だって、親友にも家族にも見られたくない秘め事の一つや二つあるでしょう?
見たところで、特に相手はふーんとしか思わないだろうし、関係性が変わるわけでもないけれど、なんだかそわそわしてしまう。
そりゃあもう、ドラえもんの『とうしめがね~』で見え透かされているような気分。
色々ある中で私的に最恥選手権第1位は、ダントツで
『スマホの検索履歴』
なぜならスマホの検索履歴という掌のガラパゴスには、他人には聞けないちょっと気になるあんなことやこんなこと、あー困ったなーどうしたらいいんだろうーとか、心の中のもやもやに共感してくれる人いないかなーとか、そうゆう人間臭がぷんぷんする部分が映し出されるから。
■掌の画面から何が見える?
さて、ここまで読んでくれた読者は、『この流れは、さぞ面白い検索履歴が出てくるんだろう』と、勝手に期待値を上げているのではなかろうか。
そんな読者を豆鉄砲を食った鳩にせしめるような、私の直近のGoogle検索履歴がこちら。
いや、恥ずかしい、というかなんか情けない。
ここで私が伝えたいのは、私がいかに俗世的で変哲のない人間かということではない。
というか、別にこの検索履歴から何かを読み取ってほしいわけではないし、人様の推考に値するほど崇高なワードはひとつもない。(いかに心配性で慎重屋さんかということは読み取れるが。)
そうではなくて、これは
他人のジャッジを恐れずに素の自分をさらけ出す訓練
なのだ。(お付き合いいただきありがとうございます。)
■なにを隠そう、私は自己開示が苦手である。
『私、こんな人間です!』
『私、こんなことに興味あります!』
『私、こうゆう夢があります!』
と、自分のことを他人に話すのが子どもの頃から苦手だった。
なぜなら、『私の話は普遍すぎてわざわざ話す必要ないだろう』と思っていたし、『有言不実行になったら恥ずかしい』から、できるだけ想いは心に秘めて粛々と行動に移すタイプだった。そして今もそう変わっていない。
むしろ、社会やニュースに対する自分の意見はしっかり表明できる方だと思うし、ふたまわり以上年の離れた上司に進言することもある←
ただ、
プライベートの自己開示が苦手
なのだ。(ゆるっとこじらせていることにお気づきだろうか。)
■殻をぶち破りたい。
今でこそ社会人になり30歳を目前にして、仕事や社交の場で自己開示をすることに少し慣れてきた。
そして、凡中の凡だと考えていた自分の考え方や経験、これから目指すところなんかを言語化して、日の目を浴びさせてあげることが、自分を大切にしてあげるということなのかもしれない、と思うようになった。
だって、
自分の思いを一番大事にできるのは自分だから。
そんなことを考えていると、もっと色んな角度から自分を表現したいし、自分の頭の中を他人に伝えたいという気持ちがウズウズしてきた。そう、これがNoteを始めようと思ったきっかけ。
■最後に・・・
noteアカウントを作ったあと、運営から『初めての記事は自己紹介を書くといいですよ』的なお知らせを受け取った。
何を書こうかと迷ったが、本記事では『出身は○〇で~、△△で働いていて~』という自己紹介よりも、何倍も心の片鱗を晒したつもりだ。
お作法的な自己紹介はプロフィール欄に譲るとしたい。
では、また。
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