ドラえもんって優しい世界
ドラえもんって優しい世界だと思いませんか？
何十年も続くアニメなので、のび太がいじめられて→ドラえもんに泣きついて、秘密道具でやっつけようとする→だけどいい加減な使い方をして結局自分に帰ってくるというような起承転結はもう分かりきっているのですがなぜだか惹かれるものがあります。
今日は、これに登場するのび太について話そうかと思います。
のび太は一言でいうと、ダメな子に分類されると思います。
いつもテストでは０点をとるし、野球も出来ない、お手伝いもめんどくさがってやりません。
一見そんなどうしようもない子にもみえますが、違う側面からみてみると
自分より弱い子をいじめたりしないし、植物や動物などのしゃべれないものにも寄り添える優しい心をもっています。普段ママに叱られたり、意味なくジャイアンにぼこぼこにされたりするからこそ他人の気持ちが分かるのでしょう。（それを学んでほしかったりもしますが、、、笑）
そして、そんなのび太くんを傍で見守っているのがドラえもん
のび太のために怒ってくれたり、道具を貸してくれたりします。
ドラえもんは、きっと勉強やスポーツが出来てほしいわけじゃなくて、人として成長してほしいんだと思います。だからこそ、最低限の手助けはするけどあとは見守る姿勢で危なくなりそうになったら叱ったり、時にはママの代弁をしたりしてくれるんだろうなと。
そしてそのドラえもんの想いも短編アニメではあまり描かれないですが、映画版になると濃ゆく描かれているので最高ですね。
これを書いていると髭男の「Universe」が脳内に流れてきます。
いい曲なので是非▽