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おさなごころを、きみに

先日東京都現代美術館の「おさなごころを、きみに」展をみにいった

下記写真はすべて、「おさなごころを、きみに」展で撮影したものです。

概要

本展は、かつてこどもだった私たち―大人が忘れてしまったクリエイティブな「おさなごころ」を思い起こし、メディアテクノロジーによる作品や映像を通して、こどもと大人が一緒に楽しめる展覧会です。触覚、身体、音と言葉、忘却、宇宙などをテーマとした空間を巡りながら、インタラクティブ体験、身体表現、音や文字による作品資料や映像上映、東京都現代美術館のコレクション展示を体験します。
(公式HPより引用)

ガイドマップの記録

入り口で配られるガイドマップのデザインがなかなか素敵だったので、記録を撮っておく。


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こんな感じで、子供との楽しみ方が記載されているのがすばらしい。
実はこの会場自体に、ちゃんと授乳室、休憩室が用意されていて、ユニバーサルデザインだなとおもったりした。

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また、展覧会のねらいもかいてあった。学校みたいだ。
携帯での写真撮影OKというのもよかった。

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これがマップ

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展示されていた作品のなかで気になったものを紹介

<<PixCell-Bambi #10 >> 名和 晃平

見る角度によってシカが二体いたり、一体にみえたりする。
どうやって、こんなしかけを作っているのかさっぱりわからなかった。

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<<PixCell-Bambi #3>> 名和 晃平

なかにシカの剥製はいっているのかな・・・と思ってたら木彫りのシカだった。球体のなかに見えているのは毛皮ではなく木目だった。

じっくり見るまでわからなかった作品。
中の彫刻に沿って球体を並べるのが難しそう。

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<<Water Block>> 吉岡徳仁

まるで水を凍らせたものをそのまま持ってきたような彫刻。
波打つ模様はどうやって表現したのだろう。
液体を個体にする魔法使いなのかとおもった

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公式HPもたくさん素敵な作品がある。この作品がベンチになったものもあるとのこと。光の反射を床に溶け込ませているのが見事だとおもった。吉岡徳仁

<<錯視地図>> 大谷智子,渡邊淳司,丸谷和史

この美術館の清澄白化を再現した地図。


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歪んで見える!!。ブロックのはずなのに!

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<< A day in their lives>>

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<<心臓ピクニック>>

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<<スポンジと運動>>

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<<のらもじ発見プロジェクト>>

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非語辞典・人名編

宇宙を超えて生まれ変わる前に、あなたの本当の名前を受け取ってください。<<非語辞典>>の新作です

下のセンサー部分に手を添えると新しい名前をもらえます。
新しい名前をいただき生まれ変わりました。

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非語辞典の作者は幸村真佐男さんとのこと


展示されているのらもじがとても可愛かった。

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こんなソーシャルディスタンスあるw

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まとめ

「おさなごころ」とは一体なんだろう。
最近ワクワクしたことあったかな?夢中になって観察したこと実験したしたことあったかな?

普段の生活を振り返ってみる。

仕事に役立ちそうだから、将来この部署に行った時に役立ちそうだから、という理由で勉強していたが、ほんとに知的好奇心を満たせていたのだろうか。

自分の作りたいモチベーションはどこからくるんだろう。
自分の幸せを感じる知的好奇心の満たし方ってなんだろう。

そんなことを考えていた。

そういえば就活のはじめは、メディアアートをやる会社に行きたかったんだったなーとかを思い出した。

人に素敵とかかっこいいと思ってもらいたいから作品を作っていたのか、自分が面白いと思ってつくっていくのは全然気持ちの入り方が違う。

学生時代の私の作品は、どこかで見たような模倣の多いものだった。表向き良さそうに見えても何も考えられていない。なんとなく空虚なものだと思った。

オリジナリティは、上手な人や先人たちのものを模写したり、真似したりしていくうちに出てくるものだと思うので、はじめは先人から学ぶが一番良いと思っている。

社会人になった今、オリジナリティのあるものは作れるかというと否。未だに模倣を抜けられていない。

だが、それでもいいんじゃないかなと思えてきた。

10年模倣を続けて、先人たちから学べばいつかは自分のオリジナリティが出てくると思う。そうやって必死に目の前のことを頑張ってたら、いつのまにか山を登って自分が満足できる頂上にたどり着けるんじゃないかなと思う。

私は「おさなごころ」は、じっとみてしまうもの、心が動いた瞬間を発見することだと思う。

何かピンときたら、これやりたいとおもったら、恐れず挑戦する姿勢をもつこと。そして、行動してプロトタイプを作ってみること。

こういうのを引き続きやっていこうと思った。



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