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東京都立産業技術大学院大学体験記 3Q終了

11月末になり、3Q最終週になった。今はレポートに追われている。
受講前の自分と授業を通して何を学び何が変わったのかを記載していく

前回はこちら

情報ビジネス特別講義2

組織はなぜ目標設定するのか、どうやって戦略を立てるのか、立てた戦略の責任者は誰でどうやって実行するのかということを体系的に学べてよかった。
学問としての体系ができているので自分の組織で起きている問題が、どうやら自分の組織だけではなくいろんな組織で起こっているっぽいぞ・・・・と学べた
会計は触れる機会がこれまでなかったので、最初はなかなか頭に入って来なかったが休暇中にじっくり教科書を読んでようやく飲み込むことができた

演習内容など
・財務諸表の作成の基本構造を理解するための演習
・中期経営計画と利益計画の特徴,経営戦略,中期経営計画,利益計画,予算の関係などの用語を解説する演習

【中期経営計画と利益計画の特徴】
中期経営計画:中期 3~5年 最終的に数字に落としこまれて中期利益計画になる
利益計画: 中期経営計画から利益のシュミレーションを作る

【経営戦略,中期経営計画,利益計画,予算の関係】
ビジョンや戦略を考え、中長期目標をつくり、中期経営計画を作る。

将来に渡る財務の書類を作る

利益計画は単年度でみた利益のシュミレーションをつくる

これでいくと決まったら、予算管理が編成される。各機関ごとに予算管理が行われる

戦略からより具体的な目標に落とし込んでいく

自分の回答

・利益計画数値の計算
・目標原価の設定方法
・目標ROEに対する必要売上高
などなど計算や論述もある。
期末試験はレポートでした

各課題に対して明確に点数が付けられるので、授業を何回かみてしっかり理解して得自由度があるのが良い

情報技術者倫理

選択必修科目。なぜか土曜1限にあるのでつらい。個人的には選択必修なので仕方なくとっている。テンションは最後まで上がらなかった。
土曜1限に知らん人と議論するの眠いので辛い・・・と思いながらやった

AIデザイン特論

遺伝的アルゴリズムやシュミレーションを学ぶ。
グループワークの活動内容をレポートにまとめると最終課題になる。
グループワークでどれだけ内容を深められるかによってレポートの生成難易度が異なる。グループワークはランダムに当てられたグループメンバーによるので当たり外れが大きいかもしれない。
個人的にはいい感じに協力してできたので良かった。
録画授業多め、グループワークのときは対面授業になる。グループワークで何をやるべきか明確に決まっているのでそういう意味では楽な授業であった

テクニカルライティング 

Aiitで一番受けてよかったと思う授業であると同時に、一番精神をえぐられる授業と言っても過言ではない。

これからAiitを受けるor一年目の方は是非おすすめしたい。(つらいけど)
論文などの文章の読み方(特に英語)と書き方が一変する。二ヶ月前の自分と比較して大きくレベルアップできた。これから死ぬまでの数十年間この力とともに生きて行けることに感謝したい。

課題をブラッシュアップしていく授業なので、最初のテーマ設定が大事になる。できるだけテクニカルライティングにそったものだと後々楽になる。
例えば入学志願書とか自分の感想が入ってきてしまうものだと苦しくなるかもしれない。私は手順書をテーマにした。

授業は日本語作文術 というテキストをもとに進める。まずは日本語で矯正していく授業だ。

学んだことは下記7点だ。
1.日本語の文法を守る
2.無生物主語で書く
3.できるだけ単文化する
4.修飾語を被修飾語の前に設置する
5.読点はつけすぎない。あくまで息継ぎ。
6.段落の先頭は結論文を書く
7.先頭の段落には結論を書く

テクニカルライティングはプログラムの設計と同様ということが授業を受ける前は全くわかっていなかった。2ヶ月じっくりテクニカルライティングに取り組むことで文章を構造的に見るという力がついた。確かに設計と似ている。また高校時代に散々やった英語の構文解釈を日本語でも同様に行えばいいいということがわかった。
この構造的に見る力というのは英語にもシステム設計にも応用できる。抽象化するとはどういうことかを考える力はどちらにも役に立つ





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