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2020年noteが書けなかった訳と、「積極的な軽はずみ」

あけましておめでとうございます。
やっぱりnoteやってみたいな。いや、やろう!と決めた2020年秋頃。
なぜそこから最初の一歩が踏み出せなかったのかを考えてみた。 

◆明日になれば良いのが書けそう

noteを開いて他のひとの投稿を読むたび、
「はじめるなら、最初に自己紹介的な記事かな。それから今やっていることとか、何を投稿しようと思っているかとか、好きなものとか…。
その次は私の人間像がみえるような過去のエピソードなんかがいいか?」と、
常にうっすらと頭の片隅に浮かんでいるものの、なかなかどうして手が着かない。

そもそも自分、なぜnoteをはじめたいと思ったんだろう…?

何か発信してみたいから?
誰かとつながりたいから?
それとも文章力を磨きたい?
人に書いたものを読んでほしい?

どれもそうと言えばだし、そうでないと言えばそうでないような。

◆人が何かを選ぶとき

なぜあの時こっちをえらんだの?
そしてあっちを選ばなかったの? 

なぜそうする?と問われて、実感を持ってあるひとつの理由を言えることって、本当はそんなに無い気がする。
一応答えているうちにはじめからそう思っていた気になるとか、皆がわかってくれるような理由を自分のものにしてしまうとか。

むしろ、「これこれこういう訳でこうしたのです!」と本当には言えない・わからないような選択の数々のほうが、人生の根っこに近い部分を決定づけているとさえ思う。

誰しもそういうことはあるんじゃないかな。
そして、おそらく私はそれが強い性分です。
起こったことがすべきこと、現れたものが出会うべきもの。いつも身は軽く、でもじっと目はこらして流れをよんでいく。 

…かなりかっこよく書いてみたけれど、人生修行はじまったばかりの23歳、見誤ってヒィヒィ言うこと多々です。いやめちゃくちゃ言ってる!

今年は新卒で入社した会社を退職し、しばし自主夏休みを堪能し、12月からはwebデザインの勉強を本格的にはじめました。それぞれ「なぜ?」と問われたら、それなりの理由はいくつもある。
どれももちろん嘘じゃ無いし、大きなきっかけや決定打ではある。

でもやっぱり、「ほんとのほんとのほんとの理由」は言えない。言わないのではなくて、自分にもほんとうには見えていないから。この感覚・流れ・肚の声としかいえないようなものが たいてい先を走っているからです。

周りで見守ってくれている人からは、脈絡のない飛び石をチョイスしてあれこれ飛び込んでいるように見えるかもしれない。でも中で起きていることはそうじゃない。
言葉になる前の感覚が、いつも別のドアの前に連れていってくれているのです。 

「なぜかわからないけどそうしたい/そうできない」はきっと、「こっちだよ」という未来の自分からの手紙。

…「note始められない理由」どうした?という感じになってきましたね。笑

◆「華麗なる幕開け」欲を捨てて

けっきょく何がわかったかというと、
わたしはきっと「わたくし碧海はこういう者です。これこれこういう理由で今までこんな道を歩んできました。このためにnoteをはじめて、こんな人にこんなことを届けたいです。だからぜひ読んでみてね」と言ってみたかったのだ。
コンテンツを明確に、ターゲットを絞って、文体とかつかう画像のイメージもちゃんと定めて、刺さるタイトルをつけて・・・。
もちろん、お仕事だったら持てる限りの知恵とちからと時間をつかってそうするよ。

でも、ただやりたいからやるというのに、何も知らない・経験もないSNS上で、はじめから上手く格好よくやろうとしていた。だって、意気揚々の初記事がいつまでも0いいねだったら、きっと寂しいしかなり恥ずかしい。(その恥ずかしささえ誰の眼にも止まることなく宇宙に漂ってる感じ…。)

だから、見とおし立てて順序立てて、どこからみてもきちんとしたかたちでスタートを切ろうとしていたのだ。
大人になるとつい、自分の振る舞いや選択が「軽はずみ」だと人に思われないよう気を付けてしまう。でも、いいじゃない軽はずみ!はずみながら考えていいや。響きもなかなかキュートだし。

2021年の抱負は、「積極的な軽はずみ」に決めた。いっそう軽やかに、誰かのための答えを用意する前に始めよう。折しも時は風の時代。
問いのまま、まず動いちゃう。それくらい軽くオープンにやっていきたいな。

あこがれの統一感ある素敵マガジンにはならないかもしれないけれど、それならそれ自体がひとつの自己紹介みたいなものじゃない。
と、セルフ背中プッシュをしてこれを投稿します。

これ、読んでくれる人この世界にいるのかな?笑 もしいらしたなら、本当にありがとうございます。あらためて、

はじめまして、note。 

/碧海

【抽象志向で拡散思考のお情緒たっぷりタイプ。 福島県出身、東京の西のほうで愉快に暮らしています。とてもよく食べる双子座。】

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