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【ごあいさつ】軽やかに生きたい。

あなたが「自分」や「個性」ということばを意識したのはいつ頃でしょうか。

どうしてこの名字に生まれ、この親のもとに育ち、自分の性格がどのように形成されていったのか。自分を構成するものはなんなのか。なにに影響を受けて今の自分がいるのか。

わたしはずっと、そういうことばかり考える自分が不思議でした。今思えば、それこそがわたし自身の個性であったのかもしれません。

古くて堅いことばで言うと「男女共同参画」、今っぽいことばで言うと「自分らしさ」や「個性」について、生き方や働き方、世の中の動きなど、さまざまな方向から考えることが、わたしの今の仕事です。どうしたら、一人ひとりの個性が尊重され、自分らしく生きられる社会になるのか。ずっと模索しているはずなのに、日本はどんどん窮屈になっているような気がします。

世の中には、誰も同じストーリーを歩いている人は居ません。それぞれ一人ひとりに全く別のバックグラウンドがあり、さまざまな経験を経て今があります。それは誰かに否定されるようなことではないのです。

人もそうですし、モノもそうです。ひとつのモノのかたちが出来上がるのに、どれだけのプロセスや失敗があり、今のかたちになっているのかを、わたしたちはほとんどなんの疑問も持たずに生きています。どんな想いで、こんな歴史があって、今のかたちになっているのか。それは、それを生み出した職人さんの人生そのものを知ることでもあります。

「今のあなたができるまで」「今のかたちができるまで」をたどってみることで、自分にはなかった新しい視点や考え方に出会うことができ、回りまわってありのままの自分を許すことにも繋がります。

日本人はどうしてか、生きづらさ、苦しさを抱えている人が多いです。
ここでさまざまな人の生き方、働き方、考え方を紹介し、発信し続けることで、そんな息苦しさからちょっとでも多くの人が抜け出して、心軽やかに生きてくれたら、とても嬉しく思います。

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