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夜中急に死ぬのが怖くなって起きた。

昨晩急に死ぬのが怖くなって起きた。
頭の中には日中まとめ見をした「虎に翼」で流れていた「うちのパパとうちのママがけんかして~」が流れていた。
歌では寅子の戦死した優しい夫や兄、そして病死した父、母の回想があった。(と思う)

ご存知の通り沖縄は米軍基地があり、
想像力が豊かな私は平和教育の一環で見てきた戦争の悲惨さや苦しさを自分ごととして捉え、
幼少期から飛行機が空を飛ぶのが怖かったり、
何度も戦車や壕の中で怯えている夢を見て怯えていた。
先日の慰霊の日も遺族の慰霊祭に参加してきて、苦しかった。

2025年7月には台湾と沖縄の間の海で何かが起こり、大きな被害が出るという予言がある。
たかが予言だけど、首都地震もいつ起こるか分からないし、どこの国がどのタイミングで何をするか分からない。

それに最近私は運転で信号停止中に後ろから追突された。
打っただけで命は全然大丈夫。
元気だった弟が数日前、仕事中に意識不明になり救急車で運ばれた。
無事だったが今も入院している。

でも、命って本当に儚いなって実感した。
病気だっていつなるか分からない。

私も夫もかわいい小さなむすめ達、そして家族や友人もみんなそう。
当たり前に生きてるのって当たり前じゃない。
分かってるよ、でも忘れていたのかも。
毎日それを感じて生きていくには心がもたないからかな。

4歳のむすめにとって自分が覚えてない2年くらい前は昔。
私にとっての昔は小学生くらいの時。
時間の流れはそれぞれ違ってるけど過去を振り返るとあっという間。
85歳の祖母もきっとそうだろう。思い出せなくなることも増える。

もっと悟りを得るときっと「生きる」や「思い出」への執着も「死」への恐怖もなくなるのかもしれない。
でもまだ29歳の私は命があるってありがたい。元気に長生きしたいって思ってる。こども達にもめいいっぱい生きて欲しい。私より長生きをしてほしい。それに、大切な家族ともお別れしたくない。美しい今を思い出にずっと覚えていたいって思ってしまう。


死ぬのは恐い。

でも、(基本)最後は選べないからこそ、
その時期までの過ごし方をせめて大切にしたい。
かけがえのないその人との今を大切に。
そして人生を死の直前の状況ではなく
総合的に自身の人生を幸せと判断できる心の豊さと強さを持っていたい。

平和な世界のために命の限り、生きていく。
命を繋いでくださったご先祖様に感謝とウートートーを。

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