パートナーの刈り上げがアフリカに見えた朝
ぱっちり目が覚めた日曜日のAM8:30、休日の朝の私は大体目覚めが良い。
隣をみると、すやすや眠るひがいた。
前日美容室に行った彼の頭はさっぱりした刈り上げが復活していた。
美容室に行くたびに復活するその刈り上げが私は好きだ。
なんとなく刈り上げを触った。
思ったよりもずっとずっと頭の上の方まで刈り上げが続いていたのが予想外で、驚いた。
刈り上げの全貌は、アフリカ大陸みたいな形だった。
もう十分知ってると思ってても、日々の中にちょっとずつ新しい発見があって、それが愛おしい。
「頭の左右にアフリカ大陸があるみたい」と伝えると、
ひは目も開けずに、「2アフリカ取得〜!テッテレー」と言った。
何も考えていないアホの発言である。(褒めてる)
アフリカみたいな刈り上げをじーっとみていると、その中に小粒のパールサイズの毛が生えていない部分を見つけた。
ひも知らないひのことを発見した気がして嬉しくて、伝えるも、
「ハゲってこと?えーーん」と布団に潜ってしまった。
かわいそうに、ごめんねそういうことじゃないよ〜
不用意な言葉で傷つけてしまったかのように見えたが、
意外とケロッとしていたし、気づいたら寝てた。
ふと思った。
きっとひのくるくるの髪の毛が全部なくなっても、
ひはかっこいいし可愛いと思う。
これからも変化し続けるひと、変化し続ける私。
仕事、価値観、人間関係、身体的な特徴、何から何まで絶え間なく私たちは変化し続ける。変化と向き合って、必要であれば話し合って、ひの最強のパートナーでい続けられるように、努力を重ねたい。
そしていつかは、老いさえも笑って受け入れて過ごせたらいいですな〜。
ほわほわとした気持ちで、私も再び眠りについた。
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