言葉に心を込めること

なんとなく春の空気を感じて
『春風スニーカー』を聞いてみた
私の青春がたくさん詰まった嵐の歌たちは
とてもやさしく包んでくれて
朝の光が射す電車にはぴったりだった。

こうして毎日何かに気がついて
心が穏やかでいれることは
とても充実している。

今日は何ついて書こうかと考えていたら
そういえば最近言葉にして伝えることが
増えたことなと改めて思った。

言葉ってとても難しい。
相手に届けたい言葉も
受け取り手次第で変わってしまう。
文章と口で伝えるのもまた違う。
だからときに慎重になりすぎてしまう。

いま文章を書くと言う意識があるから
言葉について考えているのかもしれない。
だが口にする言葉には
いつも気をつけているつもりで、
特に相手への感謝の言葉は
大切にしている。

いつの日か読んだ
ありがとうという言葉についての本は
もう題名すらわからない

何かあったときには
ありがとうを伝えたいし
ごめんなさいよりも
感謝の気持ちを込めていたいと
読んだ時からずっと心に残っている。

感謝を感じた時に
ありがとうと伝えることは
相手も自分の心も
ふわりと優しくあたたなくなる。

例えばそれは
何かをしてもらった時の感謝の言葉や
素敵と思ったことを伝えたり
間違えてしまったら謝ったり
目を見て微笑んで大切に伝えたい。

相手に伝わりますようにと
願って大切に届けると
なんとなく
うまくいくようなる気がする
おまじないのようなそんなものだ。

過去の自分は
伝えたいけどこの雰囲気で
伝えてもいいのか
思っていることがあるけど言いにくい、と
自分の気持ちに蓋をすることが多くて、
小さい丸い水槽に
入れられた金魚が
口をぱくぱくするみたいに
いつも息苦しかった。

あの日あのとき伝えたかった言葉は
ずっと心に留まっている。

伝える、伝えないという
2択を常に迫られ

その時の気持ちや感情は
2度とやって来ないから
蔑ろにしてしまうことが
申し訳ない気持ちになる

何度それを悔やみ、
たくさん繰り返してきたのか。
だからいつからか
私は伝えるという選択を
取るようになった。

どんな言葉でもいい。

ちなみに今日は
職場の先輩が可愛い服を着ていたので
それを伝えたし、
新しく入社されてきた台湾人の女の子が
動作がとても可愛くて
つい可愛いですねと言ってしまった。

ネガティブなことは伝えたくないのだが
ポジティブなことはどんどん
相手に伝えたくなる。

もし伝え切れなかったら
小さいメモを書いたりもする。
可愛いメモに今日はありがとうございます。
など一言と下手くそなイラストも一緒に添えると
なんか微笑ましくてくすぐったくなる。

手書きで書くことは
アナログが好きな私の習慣だ。

大切だと思っているがなかなか伝えれないと
言う人におすすめしたいのは
その気持ちがあったことを
まず自分が認識するということだ。

パッと思い浮かんでいてもすぐに
忘れてしまうから、
1日の振り返りで
日記やひとことメモをつけることは
おすすめしたい。

それか伝えたいことや
感謝を感じることがあれば
メモを残しておくこともいいと思う。

あとは自分が感じたモヤモヤを
解読することもおすすめだ。
仕事をしていたり、
プライベートなどで
モヤモヤしたことをそのままに
していないだろうか？

一度立ち止まって
考えてみると、
だいたい同じことに関して
モヤモヤしていることが多い。

私の場合は
誰かに利用されているということや
馬鹿にされているということを
感じた時にとてもモヤモヤしてしまう。

感情の分解をすることは
自分をご機嫌に扱うためにも
とてもオススメである。

どうしてその感情になったのか
過去の経験で同じことはあったのか
少し踏み込んでみると
感情のパターンを読み取ることができる。

感情とうまく付き合えると
とても心が楽になる。

そうやって自分を味方につけていくと、
よりご機嫌にいれるし、
小さい自信がついてくる。

日々何かを見つけて
自分の感情を眺めたり、
普段見過ごしてしまうことすらも
何故か愛おしく見えてしまう。
今はなかなかご機嫌に生きれていると思う。

言葉や感情と向き合うことは少し難しい。
今はSNSで時間を潰して
言葉や感情を置き去りにしてしまうことが
多くなっているかもしれない。

SNSで素敵な写真をみて
気分を上げたり楽しくて笑ってしまう
そんな時間も大好きだ。

でも何時間も経ってしまったときに
ハッと我に帰る瞬間に
少しの後悔と虚しさがあるのは
私だけかもしれない。

感情や言葉を無視し続けると
後に大きくなって代償が帰ってきそうだ。
だから少しでも向き合える時に
向き合うことがおすすめだ。

私も過去は一日振り返ったときに
自分が何をしていたのか
わからなくなるときがあった
もちろん娯楽は大切だから
否定はしていない。

だがデジタルデトックスをして
紙に向き合う時間は
誰かのキラキラをみるよりも
自分に充足感を与えてくれると思う。
自分自身がもっとキラキラ輝いていける。

キラキラ輝いてる人って
そんな大層なものではなくて、
自分を持っていて
ありきたりな毎日を楽しく生きて
自分も周りも笑顔にできる人だと思っている。

私にとって言葉と向き合うことは
自分の人生を豊かにしてくれている。
思っているだけでは、
考えているだけでは伝わらないから
言葉を心から届けていくことに
集中していきたい。

今日で10日目のnoteになる、
まさかのもう朝だ。
なかなかうまくいかない日々だけど
未来の自分を信じて一歩でも
進んでいるのだからそれでいい。

また今日が始まる。
今日はどんな日に
どんな文章に言葉に出会えるのだろうか。
少しの不安と期待を持って過ごそう。