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『良い子』だなんて言わないでくれ

今日LINEをしていて
私のことを『良い子』と
お世話になってる方が言ってたよと
連絡がはいった。

正直なところ
『良い子』と言われることは苦手だ。
これは個人的見解になるが聞いてほしい。

昔はそうではなかった
そう言われるたびに
私って『良い子』なんだと
認めてもらえたことに嬉しく思っていた。

しかしいつからか『良い子』という言葉は
褒め言葉なのだろうかと疑問に思う。

いつも誰かの評価を気にして
言いかけた言葉を飲み込み
にこにこと笑顔でいることなのか
それとも相手側に都合がいいからなのか。
はたまたそれ以外の印象に残らなかったのか。

相対的な評価の『良い子』が
嫌いになった日があった。

誰かに振り回されて
自分を蔑ろにして
心も身体もぼろぼろになったあの日。

限界だったが、それを無視し続けて
自分の気持ちに蓋をしていたら
本当に終わりを迎えそうになった。

お願いと言われてしてきたこと、
誘われた予定、
役に立つと思っていろいろ考えて行動したこと。

全ては自分のためではなかった。
時間やお金、
そして命を費やしてすることなのかと
立ち止まった時、
自分を犠牲にしてまで尽くすことは
全て手放すと決めた。

それが私が『良い子』を卒業したきっかけだ。

ありがとうや
助かったという言葉が欲しかった訳ではない
自分が役に立ってるという
承認欲求を満たすためのものだった。

きっと私は寂しかったのかもしれない。
誰にも必要とされていない私、
役に立てていない私
ただ何も残さずに
記憶に残らずに死ぬということが。

もちろんそんな世界を作り出したのは
他でもない私である。

誰かに認められたいと思っていたから
『良い子』で生きてきた。
本当にありたい姿や
言いたいことを隠して
『良い子』になりきっていた。

しかし
『良い子』とは
便利な子で
誰かの思い通りに生きていること
なのかもしれないと思ったら。
そんな世界はもういらないと思った。

今目指しているのは
自分を優先して生きること
自分に正直に
多少の愛嬌を持って生きるということだ。

私が憧れる人は
自分軸で生きている人だ。
身近でいうと2個上の先輩だ。

時に何を考えてるかわからないと
周りはとやかく噂する。
それは彼女が自分軸に従って生きているからだ。
彼女がどう生きようと私たちには
関係ないのに、首を突っ込みたくなる人はいる。

彼女はとてもフラットで
感謝の言葉や行動を忘れない。
いつも自分を愛して相手を愛している。
『凛としている』という表現が
とてもしっくりくる。
可愛いくて品があって、
女性なのにかっこいい。

彼女をみていると
自分の選択でなりたい姿を
掴み取っているように見える。

自分軸で物事を選択していくと
この世界をコントロールしているのは
自分だと気がつくし
選択してきたことを正解にしていきたいと
自信をつけて歩むことができるのだろう。

彼女が教えてくれたことはたくさんある。
パワフルで、機会を逃さずに
いつもチャレンジする姿を見ていると、
わたしもこの人みたいに
人生を楽しみたいなと思わせてくれる。

明日の夜は彼女に会う予定だ。
いつの間にかいろいろな壁を飛び越えて
自分軸で生きていた。

海外旅行が好きで
その話をするといつもキラキラの雰囲気が
増して美しく見えた。そして、かっこいい。

今はよく海外に行き
お仕事をして、彼女自身の美学を極めている。

いつも彼女を見ていると
内側から溢れ出る美しさは、
その人の経験や自信がそうさせていると思う。

今日も百貨店で人間観察をしていた。
行き交う人を見つめて
装いや化粧、頭からつま先まで全て
とても美しく、オーラを纏っている人がいる。

何故か目で追ってしまうのだ。
たくさんの人が目の前を通るが
その中でも目が止まる人がいる。

美しくて凛としていたり、
透明感があったり、
人それぞれなのだが
自分の魅せ方がとても素敵だった。

暇な時間はそんなことばかりしているから
ここだけの話にしておいて欲しい。

美しさに共通していたのは
その人の雰囲気と装いが合っていたり、
とてもシンプルな装いだが
髪の毛に艶があり、お肌に透明感があったり、
姿勢が美しくてスッとしている印象だった。

自分は一体どんなオーラを
見に纏っているのだろうか。
少し気になる。

よく言われるのは
ほんわかしていると言われるが
本当なのだろうか。
内側の私は結構頑固で自分中心だと思う。
人は見た目ではわからないものだ。

でもオーラを纏う人になりたいものだ。

オーラというのは
その人の意識やこだわりなのかもしれない。

例えば、
品のある白いリネンのシャツに
ジーンズを合わせて
赤いバレーシューズを履いている人

透け感のある黒いシャツに
ヘルシーにみえるキャミソールなど

シンプルな服装に
ゴールドのビーズの小さなバックと
ゴールドのバレエシューズを履いている人などだ。

シンプルだか洗練されていて
とても美しかった。

自分が選択してきたひとつひとつ、
こだわりを大切にして
自分にしかないオーラを纏っていきたい。

私の今の楽しみは
オーラを纏っている人の観察である。
明日はどんな人に出会うのだろうか、
美しいオーラの研究をしていきたいと思う。

あなたはどんなオーラを
身に纏って生きたいだろう。
意識してみたらきっと変化できるはずだ。





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