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心と身体を清める時間

私には毎朝のルーティーンがあります。朝起きてすぐに窓を全開にして、空気を入れ替える。次に玄関とトイレを掃除する。そしてお香を焚いて瞑想をする。
このルーティンこそ私の毎日を作っているといっても過言ではありません。
それくらい朝の時間は大切です。お香を焚いて自分を見つめる時間を過ごすと毎日生きていることに感謝したくなります。

香りにはその空間を演出する力があると思います。それは例えば、ホテルのロビーやお寺などその場にあった空間を作り出してくれます。

香りが脳にたどり着くまで0.2秒?

人間の嗅覚は唯一脳に直接働きかけ、香りはダイレクトに脳に届くようです。香りと脳の関係性について以下のように述べられています。

味覚や視覚などの五感の中で、”嗅覚”は唯一脳に直接働きかけます。

香りが脳にたどり着くまでの時間は約0.2秒。記憶や言語を司る「大脳新皮質」は経由せず、本能的な行動や直感などを司る「大脳辺縁系」に直接届きます。

引用:アロマコラム「香りと脳の関係性について|もたらす影響とは?」

あの人の香りが忘れられないなんて言葉も脳の影響なのかと考えると人間の性質なのかと少し気が楽になりますね。
私はお香や香水など好きな香りがあります。落ち込んだ時や気持ちを切り替えるときによくおまじないのように助けてもらっています。

私がお香に目覚めたきっかけは神社を訪れた時でした。私の好きなアーティストの岩本照さんは御朱印帳を2冊以上持っているようで、京都に行く度に鞍馬寺を訪れると聞いたことがありました。彼が見る景色を見てみたいと思い、鞍馬寺に訪れた時に、お守りや御朱印を購入する場所で鞍馬寺の白檀のお香を見つけました。

白檀とは

白檀はお寺や神社などの空間で関りがある香りで、どこか懐かしさとウッディな深みを感じます。お部屋をその香りで包むと森の中にいるように空間自体が浄化されているような心地がするのです。朝から少しドキドキしたりマイナスなことを考えてしまいそうになる時に、心と身体を落ち着かせてくれます。

白檀(サンダルウッド)とはインドやスリランカ、インドネシアなどに自生しているビャクダン科の樹木です。世界で最も古い香料のひとつと言われています。古くからインドの寺院でお香として焚かれたり、宗教儀式に使われたりしていました。

引用:coloria magazine「白檀(サンダルウッド)とはどんな香り?お香などでなじみ深い上品さが特徴」

香りとともに少しお休みしませんか?

私たちは1日に最大3万5,000回の決断をしているそうです。日々の心と身体の疲労にお香を焚いて今日を振り返ってみませんか?朝の時間や寝る前などほんのわずかお香を焚いている時間だけでもいいのです。朝であれば、「今日はどんな一日にしたいのか」、寝る前であれば「今日はどんな一日で明日はどんな日にしたいのか」など。
どうかご自身のために香りを纏って自分自身を見つめ、心と身体を清める時間を取ってみてくださいね。

参考:ROBERTS WESLEYAN COLLEGE|35,000 Decisions: The Great Choices of Strategic Leaders


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