技術書典と技書博に向けた週報 その2
今秋開催の技術書典と技書博に向けた執筆状況や準備等の進捗の報告です。
構想
オームの法則本
タイトルは "オームの法則だけで理解するスイッチ・FET・IOポート" としました。いまのところの目次はつぎのとおりです。
マイコンで扱うことが多いIOポートの電気的な特性を説明するために、FETやスイッチから説明しています。
開発と設計本
まだ確定していませんが、"最適化問題として考える開発と設計"をタイトルとしようと思っています。章構成もまだ固まっていませんが、だいたいつぎのとおりとしようと思っています。
製品開発
ウォーターフォールとアジャイル
開発と設計
最適化問題として考える開発と設計
最適化問題として考えるウォーターフォールとアジャイル
種々の開発手法
設計を最適化問題として定式化し、ウォーターフォールやアジャイルがどのような問題を解いているのかを説明しながら解説します。実際に手を動かしているときは、そのときやっていることは開発全体のなかでどのような位置づけなのか明確でないことがあるでしょう。開発を俯瞰した捉え方を身につけることで、取り組んでいるタスクの役割や意味を意識できるようになろう!ということで書き始めました。プロジェクトを進める人も全体をよく見てねっという意味もあります。まあ、既存の開発技法について自分の考え方で書きましたという感じなので、そんな捉え方もあるんだくらいに思ってもらえれば良いかと思います。
サマリー
今週やったこと
オームの法則本
印刷所のPDF入稿のページによると紙サイズより+3mmのサイズで作らないといけないらしいので修正
表紙を少し修正
試し刷り&修正
もう少し行間詰めたいけど詰めるとなぜか図が崩壊するのでやめておく
FETのB端子をベースだと思っていたが、ボディであることが判明
図と本文を修正
これまで10年くらいベースだと思ってました……
開発と設計本
第4章を書き終えた
第5章は第1節、第2節は書いたが、第3節を追加したことで書き終えられず
"アジャイルに困ったときに読む本"を買った
その他
技術書典のYoutube Live "技術書を書いてみよう!"をリアルタイム視聴
来週やること
オームの法則本
表紙Fixさせる
入稿できる状態にしたい
開発と設計本
5章を終わらせる
6章の半分くらい書く
その他
布など、現地で使う小物を調べる
できれば注文する
雑記
今週は壮大な勘違いが発覚しました。半導体プロセスの勘違いとFETの端子の名称の勘違いです。びっくりしました。
以前から、先入観や記憶で誤ることがありまして、気をつけていましたが、またやってしまったわけです。学生時代から変わっていません。残念です。そのような誤りが本に無いか心配です。
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