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【ご報告】公認心理師試験に合格しました☆

ども。心理カウンセラーのまりも〈Mary〉です。こんばんは。

今更ではございますが、皆さまにご報告があります。

実は、まりも〈Mary〉、9月に実施されました「公認心理師」の国家試験を受験し、無事に合格をいただくことができました!


やったー!合格したことを証された!

アリガトー☆ (*´꒳`*ノノ゙パチパチ


…と、言われたところで「『公認心理師』とはなんぞや?」という方も多いと思いますので、少しばかり解説を。m(´ω`)m

「公認心理師」は、「国民の心の健康の保持増進に寄与する」ことを目的として公認心理師法に基づいて定められた資格であり、次のように定義付けられます。

第二条
この法律(公認心理師法)において「公認心理師」とは、第28条の登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいう。

一 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し、その結果を分析すること。
二 心理に関する支援を要する者に対し、その心理に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。
三 心理に関する支援を要する者の関係者に対し、その相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うこと。
四 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと。

「公認心理師法」

こちらの「公認心理師法」は、昨今、日本社会において心理的支援が必要な人や、そういった環境が増えていることを鑑み、2017年に施行されました。

心理系の資格といえば、これまでも「臨床心理士」がありましたが、「臨床心理士」が民間資格であるのに対し、「公認心理師」は初の国家資格である心理系資格として誕生したものという違いがあります。
国家資格としての心理職誕生の後押しを受けて、これからますます心理系の職種の方が活躍できるフィールドが広がることが期待されています☆

ちなみに、「公認心理師」の資格を得るためには、いくつかの受験ルートがありますが、基本は、大学や大学院で専門性を持って学んだ方が取得できるような仕組みになっています。
ただ、最初の5年間は特例としてGルート(現任者受験のルート)という、カウンセリングに関する実務経験についての基準を満たし、現任者講習を受講すると受けられるルートがあり、私は今回、そのGルートで受験をしました。

正直、仕事をしながらの受験勉強で、時間的・体力的にかなりタイトな部分はありましたが、おかげさまでなんとか本番に間に合わせることができました……!
(ここは「さすが自武女!」と自画自賛したいところですね♡笑)

また、毎月の皆さまとのカウンセリングでの経験も、今回の受験に際し、自身の学びを深めるための大きな力となりました。感謝しております。^^*


***

ところで、この件に関しまして、まりも〈Mary〉より一点、皆さまにご説明しておきたいことがございます。

今回無事に「公認心理師」試験に合格し、「公認心理師」になれる資格は手に入れました。
しかし、私まりも〈Mary〉の考えと致しましては、当面「公認心理師」の登録はしない(「公認心理師」の肩書きは使用しない)つもりでおります。


「公認心理師」は名称独占業務であり、登録をしないとその肩書きは名乗れません。つまり、「登録をしない=『公認心理師』とは名乗れない」、ということになります。

第二十八条 公認心理師となる資格を有する者が公認心理師となるには、公認心理師登録簿に、氏名、生年月日その他文部科学省令・厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければならない。

第四十四条 公認心理師でない者は、公認心理師という名称を使用してはならない。

「公認心理師法」

皆さまには少々混乱を招いてしまうかもしれませんが、当面の間、「公認心理師」という肩書きは掲げずに、あくまでもただの「心理カウンセラー」として活動していくつもりでおりますこと、ご理解いただければ幸いです。m(´ω`)m


では、なぜ今回このような判断をしたか、ということですが、その理由の一つには、現在、本業としてやっている仕事との兼ね合いがあります。
正直なところ、今の仕事を本業として続けながら「公認心理師」の肩書きを名乗ることは、自分にとってあまりメリットがないんです。
むしろ「公認心理師」という立場を持つことで、現職での役割の混乱を引き起こす可能性の方が高いため、心理カウンセラーとは別に本業がある間は登録を見送ろうと考えました。
(現在も皆さまのおかげで、まりも〈Mary〉として「心理カウンセラー」の取り組み自体は安定して続けられておりますし、今のところは「心理カウンセラー」としての活動の幅を広げるつもりもないので、正直このままでいいかなと。)

そして、もう一つの理由としては、カウンセリングというものの在り方について、私が個人的に思うポリシーがございます。

そのため、今のところは登録をしない(「公認心理師」を名乗らない)という選択をしたい、と考えました。

※この件についてはそのうちYoutubeチャンネルの方で、まりも〈Mary〉個人の考えをお話したいと思います。アップしたらまたご案内しますので、よろしければご覧ください☆


では、「それならばなぜ、わざわざ公認心理師試験を受験したのか?」と思われる方もいらっしゃると思います。

心理カウンセラーまりも〈Mary〉と致しましては、「公認心理師」という肩書きを名乗らずとも、皆さまに「公認心理師試験に合格するだけの力は(一応)ある心理カウンセラー」ということがお伝え(証明)できれば、初めての皆さまにもより安心して選んでいただける心理カウンセラーになれるのではないかという想いがありました。

初めての方にとって、カウンセリングを受けるのは、とても勇気がいることだと思います。
そういったときに、国が認めた資格試験に合格していることが安心材料となって、申込時のお客様の不安感を少しでも払拭できればいいなと思いました。
そして心理カウンセラーまりも〈Mary〉を候補として選んでいただいたことから、「カウンセリング」そのものの良さを知っていただくきっかけを、お客様に掴んでいただければ嬉しいなと思っております☆

私は、まりも〈Mary〉という存在が、皆さまにカウンセリングというものに気軽に親しんでいただくための入り口のようなものであればいいと思っております♪^^*
この世界にはたくさんの素晴らしい心理職の方がいらっしゃいますが、日本でカウンセリングというものがもっと身近になれば、そういう方々の活躍の場も増えますし、カウンセリングを受けて救われる方もきっと増えることでしょう☆


また、自分自身に、心理カウンセラーとしてのより確かな力をつけていくために、今一度新たに勉強をしたく、その一つの目標として、「公認心理師」試験の合格を目指しました。
その結果、無事に合格できましたので、今回ご報告した次第です。^^


合格できて今とても嬉しい気持ちでいっぱいなのですが、今回、自分の中で「公認心理師」という資格と向き合ったときに改めて感じたのは、資格そのもの以上に、心理カウンセラーとして学び続けることの大切さでした。
「まだまだ、自分の知らないこと、カウンセラーとして学び続けなければいけないことがたくさんあるなぁ。。。」、「心理学の世界は広大である」ということを、恥ずかしながら今回受験して痛感致しました。´ω`

もちろん「公認心理師」という資格は、様々な場面で強い閉塞感がある現代社会において、適切な心理支援が出来る人材の拡充を後押しするものであり、その資格自体に大変価値と意義があるものだと考えます。
ですので、その資格試験に合格できたのは自分自身としても大変喜ばしいことではあるのですが、
私、心理カウンセラーまりも〈Mary〉と致しましては、そのことで奢ることなく、「公認心理師」に合格した今ここからが新たな学びの始まりという気持ちで、今後もクライアントの皆さまにより良く力になれるよう、学ぶ努力をし続けたいと思っております☆

今後、心理カウンセラーとしての活動の方向性や自分がやっていきたいこととの関連で、いずれ「公認心理師」の資格登録をし、「公認心理師」と名乗る日が来るようになるかもしれませんが、それまでは当面、今のまま「ただの心理カウンセラーまりも〈Mary〉」としてゆる~くご愛顧いただければ幸いです☆´ω`*


以上、心理カウンセラーまりも〈Mary〉からのご報告でした!
それでは、今後ともどうぞよろしくお願い致しまーす☆^^

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