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みんはやオーバードーズ|2021年8月7日の日記

いや~、みんはや、たのしい。たのしすぎるね。このままだとこの三連休およびお盆の三連休をすべてみんはやについやしてしまうので、休日は日記を書くことにする。


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なんでもない日のロールケーキ。白桃。生地に米粉が入っていて、もちもちでおいしかった! ケーキがあると思うと冷蔵庫の存在価値がはねあがる。


ケーキの短歌

倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使
(木下龍也・岡野大嗣『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』所収、岡野大嗣の作)



きのうはほかおにリモ飲みのあとわりとはやく、2時ごろには床についたものの、午後にかなりの昼寝をしたせいか目がさえてしまっていた。Googleフォトの写真を延々とながめるなどの精神的自傷をするが、凪。空が白み蝉の声が大きくなりはじめた4時半すぎにようやくねむる。

9時のアラームで起きて、オンラインで皮膚科の受付番号をとる。午前中の診察受付に間に合ってよかった! あしたから1週間はお休みらしいのできょうは混みあうだろう。

予想以上に番号がはやくすすみ、到着がぎりぎりになってしまって文字どおり病院にかけこむ。汗だくになって肩で息をし、しかも別の病院の診察券を出して受付のかたを困惑させた。間をおかず順番がきて、以前とおなじ薬をもらうだけなので診察はすぐにおわり。到着からお会計まで15分。そのあと眼科にも行って、こちらはすいていて10分ですんだ。用事は片づいた。


皮膚科と眼科は2年半前まで住んでいたアパートの最寄り駅にあって、それはいま住んでいるところから数駅のところだ。まえに訪れたのは1年前だったので、またきょうもアパートのまわりや駅前のようすをみて歩く。タピオカ屋さんがなくなって、デリ的なものを置いたカフェ?が居抜きで入っていた。「地域のお花屋さん」といった雰囲気だったお店が改装してモダンな外観になっていた。アパートから徒歩1分のところにあたらしくコンビニができていた(これまでは徒歩4分がいちばん近かったのでこれは大きい)!

よく行っていたスーパーのマルエツをのぞいてみたら、「こんなかんじだったっけ?」という違和感だけがあり、なにもしっくりこなくて懐かしさがどこにもなかった。順にゆっくり歩いてみてようやく、いくつかの記憶の断片があるような気がしたがはっきりしない。2年ものあいだ毎日のように立ち寄って、はじめての自炊に奮闘していたはずなのに。たった2年半でこんなに忘れてしまうものかと、いっときだけほんとうに悲しくなった。


気をとりなおして、好きだったサンドウィッチ屋さんでお昼ごはん! ちいさなお店なので、まだやっているかと案じたが杞憂だった。あいかわらずそれなりに繁盛しているらしい。

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たくさん種類があって選べないのでたくさん買う。おとななのでね……。どれもおいしかった!(フルーツサンドは持ち帰った)


みんはやをやろう」というお誘いをうけて、ようわからんけどやりたい!と思い、調べた。

「みんはや」は何回か前のほかおにリモ飲み(本気クイズ王)ではじめて耳にしたワードで、そのときは聞き流していたのでどんなものなのかわかっていなかった。きのうのグランドチャンピオン大会でも話題になったが……。まず、「みんはや(みんなで早押しクイズ)」はスマホアプリだった。なんとなく「寿司打」的なものを想像していたので意外。その場でダウンロードし、数回ためしに遊んでみて概要を把握する。

それから、開いてもらった対戦ルームに参加してみると、自分でも思いがけないほどおもしろかった。即座にハマった。クイズ、たのしい!!!

クイズってたのしいんだ。知らなかった。いや、ここ最近の「オモコロ本気クイズ王」配信をみていて、すごいね~、たのしいね~とは思っていたが、自分でやるのがこんなにたのしいとは。答えるのめちゃくちゃ気持ちいい。わからなくてもおもしろい。早押しの緊張感も好きだし、僅差で回答権をうばわれたときのコノヤロ!も愉快。

たのしすぎていくらでもできる。コーヒーをおかわりして、2時間以上あそんでいた。まだまだできる!が、さすがに長居しすぎなのと充電が残りわずかだったので一時退席。途中どしゃぶりに見舞われながら帰宅して、ちょうど間に合ったラストゲームに参加した。

解散後もひとりで引きつづきあそぶ。クイズたのしい。レベル(ランク)あげもたのしい。ランダムマッチだと自分のランクに応じた問題が出るので、ランクがあがっていくと答えられる気持ちよさもあがる。


クイズについて、わたしはこれまで競技的な側面を強く感じていて、だからスポーツ観戦とおなじように「すごいな~、努力量よな~」とはなっても自分でやりたいと思うことはほとんどなかった。テレビでなんとなくみていたものをのぞけば、クイズコンテンツにちゃんとふれたのはオモコロチャンネルがカプリティオとコラボしたときがはじめてだ。「ウミガメのスープ」もこのとき知った。

その後、ほかおにリモ飲みで「本気クイズ王」企画がはじまり、みなさんのたのしそうな姿をみて、クイズってもしやかなりおもしろい……?と思うようになったが、それでもまだ「自分で」とはならかった。わたしは「自分のやることじゃない」と線引きした領域について、興味を一歩すすめることをなかなかしない性質らしい(そんなにいいならやってみようかな、とならない)。

そこにきてこの「みんはや」ですよ。なにこれ。めちゃくちゃおもしろい。無限時間できる。いまこんなの書いてないでやりたいもん。なんでもっとはやく教えてくれなかったんだ。早押しクイズに取り組んでいるときは、脳のふだんつかわないところが刺激されて、あきらかに興奮状態になっている。たのしい…………


ひとりでひたすらランダムマッチを重ね、時間でいうと7時間くらい、ほぼ休みなくやっていた。


え?

7時間???

貴重な三連休初日の、せっかく朝から活動した日のいちばんいい午後の時間帯の、7時間?????


7時間………………



それだけたのしかったならなによりだよ。


みんはやに熱中しすぎていつのまにか開始時間をすぎていたのであわててYoutubeをひらく。恐山とにぅまさんの配信! リアタイできてうれしいねえ

1年前の配信のときは告知を視界のはしにとらえながらもリアタイしなかったので、この1年のあいだにオールナイト虚無を順に追ってきて、このコンビへの思い入れ?もずいぶん変わったものだなあと思う。


配信内容はとてもおもしろかった。本はきょうAmazonから出荷されてあした届くらしいので、読むのがますますたのしみになった。

おたより(アンケート)も送らなかったし、わたしはいまのところ人類存続・滅亡のどちらの立場でもないのだけど、いろいろなひとの意見を聞くと考えたこともなかったような視点があって なるほどな~ と思った。なかにはわたしにとっては驚くべきものもあって、「私が受けている苦痛を他人も受けるべきなので、人類は存続すべき」という意味のいくつかの主張は、ほとんど衝撃的といってもいいくらいだった。「他人」! それは他人のためにみずからの苦痛が引き延ばされるということでは?

後の世代に私の知りえない未来を知ってほしくないので、人類は滅亡すべき」という観点も、考えたことがなかった。また他人だ。みんな他人のことを考えている。他人が「私」に作用している。


「10万文字ボックス」の無料公開部分を読んだり本の紹介を聞いたりするかぎり、「いろいろな意見がある」ということじたいが今回の肝になるのだろうと思うので、いまどちらの立場にもないのを利点ととらえて、フラットに読んでなにか考えられたらいいなと思う。


配信のなかで「人間の手によって絶滅させられた動物」についての話が出たこともあり、いま読んでいる吉川浩満『理不尽な進化』のことを思いおこした。

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これは「これまで地球上に出現した生物種のうち、じつに九九・九パーセントが絶滅してきたという事実」をもとに生物の歴史を絶滅という観点からとらえかえす、という内容の一般書で、ちょっと厚いので時間はかかるが、書かれていることはわかりやすいので自分なりに理解しながら読みすすめられている。

まだ読んでいる途中なのでなんともいえないけど、人間がいようがいまいが絶滅という結末が避けられないものならば、人間の乱獲や環境破壊によって絶滅した動(植)物について挙げて「だから人類は滅ぶべき」とはいえないんじゃないかなあ。思いがけず、まったくちがう角度から似て非なるテーマについてふれることになりそうなので、うまく書けなくてもいろいろ考えてみよう。



配信がおわってからまたすこしみんはやをして、ランクを「A-」まであげた。最初は「C-」からスタートなのでこれで6段階アップ。やった~

きょういちにちで計11時間くらいやったことになる。それだけやればあがるわな。



日記を書いた。さいきんは一週間ぶん以上まとめて書くことが多くて、よくも悪くもあまりくわしく書けなかったのでわりとスリム化していたが、当日だとよく覚えているぶんどこを書いてどこを書かないかうまく加減できない。読むひとにはやさしくないが、これはわたしの日記なのでね。

あしたは仕事をしようかな。金曜に体調を優先してさぼったぶんを取り戻さなければ。


朝なので寝ま〜す


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