見出し画像

ピンチの時こそ、ユーモアを。

この前、WBCを見た。途中からだったけれど、それはもう手に汗握る展開の連続で、優勝した時には今までで初めてぐらい野球を見ていて声が出た気がする。

優勝の瞬間、夫は仕事でいなかったので、この嬉しさを誰かと共有したくて、スマホを開きSNSのトレンドを手当たり次第に見て回った。すると祝福のコメントが並ぶ中で、日本が負けている時だろうか、批判的な声や後ろ向きなコメントがいくつか目に入った。

私はさほど野球に詳しくないし、途中から見たから分からなかっただけかもしれないけれど、それにしても外野から放つコメントにしては、厳しすぎるのではないかと思うものもあった。

一方で、日本がピンチの時でも色んな場面をユニークな視点で切り取り、思わずクスリと笑ってしまうような、ユーモア溢れるコメントをしている人たちもいて、センスがあるなぁと感じた。

きっと、こんなふうに何か大変なことやピンチの場面に出会ったときに、それをどう捉えるかってすごく大事だよなぁって思ったり。

悩みを真っ直ぐに捉え過ぎると、必要以上にネガディブになったり、何かを非難したくなったりしてしまうことがある。でもそんな時、冷静になって物事を一歩引いて、別の角度から面白く捉えてみたり、前向きに考えたりできる心の余裕があるかどうか。それによって、今後の行動や心持ちが変わることってあるんじゃないだろうか。

ふと私の妹のことを思い出した。妹は単語のチョイスや物の見方がとてもユニークで、私はいつも妹の話を聞いては、腹を抱えていた。中には仕事の悩みや日々の困りごとなんかの話もあったけれど、面白おかしく話してくれるので、いつまでも聞いていられた。本人からすると、本当に真面目に話している時もあるらしいんだけれど。

物事や人に対して何か思うことがあっても、直接的に批判しないで、少し角度を変えて面白く捉えて話す。これってセンスもあると思うけれど、多分その人に優しさなんだろうなぁと思ったり。実際に妹はすごく優しくて、トゲトゲしさがない。

だから私も困ったことや悩むことがあった時は、なるべくそれを面白く捉えるようにしている。例えばそれをnoteに書いたり、夫との話の種にしたりして、笑いに昇華させる。そんなふうにすると、気持ちも明るくなってくる。

もちろんいつもそうできるわけじゃないし、真正面から受け止めて毒のあることを言ってしまうこともあるけれど。でもなるべくなら、暗い気持ちはユーモアに変えて、軽く笑い飛ばして生きていきたい。

きっとそれが自分も周りの人たちもハッピーにして、心軽やかに生きていく秘訣のような気がするから。これからも楽しく、愉快に人生を歩んでいきたいと思います。


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,470件