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羊毛フェルトの裁縫道具入れ①

今日はフェルトの裁縫道具入れを紹介したいと思います。
↑の斜めのフォルムが可愛いです。

まずは紙で作りたいサイズのモデルを作ります。
はさみやメジャーをテープで固定して、すべてポーチの中に納まりきるかシミュレーションします。

次に羊毛をフェルト化します。
裁縫道具入れは針等があるので、フェルト化した後の生地に厚さを持たせるため、出来上がりサイズ+30%増の型紙に、羊毛を並べていきます。

ゴム製の薄いマット→タオル→布の上に仕上がりサイズ+30%の型紙を置く
一色目の羊毛を隙間なく並べて
上から2色目を並べます。濃い緑はケースの外側

隙間なく、厚みは均等になるように。

石鹸を溶かしたぬるま湯を羊毛の上に優しく垂らします。
その上に布を置き、手で表面を撫でていきます。しばらく撫でると、羊毛同士がくっつきはじめて、表面の布をはがしてみると、このようになります。

ぬるま湯と石鹸でフェルト化開始

一番下に敷いているタオル毎、くるくる手前から丸めていき、棒状の状態で何度も手前から奥へ、両手で力を加えながら、コロコロ転がします。

手前から、巻き寿司のように巻いていきます
仕上がりサイズは白い型紙。まだまだフェルト化が必要です。

縦横の向きを変えながら、何度も巻き寿司の状態でコロコロ転がします。
フェルト化が進むと、だんだん収縮してきます。
下記のようなローラーを使っても良いです。

フェルト化完了。仕上がりの型紙とほぼ同じ形になりました。

ようやくフェルト化完了です。
羊毛はふわふわしていて触り心地がよく、フェルト化した後は密度が非常に高く、丈夫で耐水効果もあります。

ここまでで約半日。丁寧に作り上げたフェルトに愛着がわいてきます。

次に続く


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