【黒歴史】婚活していた時の話

<1>婚活していた理由

お恥ずかしながら、23~24歳のころ、婚活をしていました。

私は境界性人格障害傾向で、誰かに認められたい、誰かに必要とされたい、寂しい、という気持ちが人一倍強かったからです。

私は24歳まで大学に通っていたので、学生のうちに婚活をしていました。

なぜ卒業してからしなかったのかというと、容姿がよくない自分は、せめて若いうちに婚活しないと結婚できないと思っていたからです。

書いていて胸糞悪いです。ごめんなさい。

婚活の方法は、婚活用のマッチングアプリと婚活パーティです。


<2>マッチングアプリ

婚活用マッチングアプリでは、ほとんど男と話さず退会しました。

ですので、アプリをやりつくしたとは到底いえないのですが、何年やっても同じ結果になったのではないでしょうか。

印象に残っているのは、マッチした男と通話した時のことです。

相手は29歳社会人。

普通に楽しく話したかったのですが、そいつはしきりに「女子大生...(ニヤニヤ)」というような発言を繰り返していました。

30分くらい話しましたが、そのくらいしか記憶に残っていません。

普通の会話をしたく、違う話題を振っても「今女子大生なんだよね?」と私が女性で大学生である、という話題に戻りました。

その会話はあまりにもつまらなく、くだらなかったです。

私が大学生だから、それがなんなんでしょうか。

そいつは”女子大生”という記号に反応していただけで私に興味を持ったわけではなかったんだ、と今ではわかりますが。


<3>婚活パーティ

次に、婚活パーティですが、これは数えきれないぐらい行きました。

ですので、数えきれないぐらいの男と会話をしました。

私は結婚するにあたって、絶対に曲げたくないと思っていた男の条件が2つありました。

1.素敵だと思う容姿であること

2.浮気をしないこと、浮気をしないという意識があること

結論からいうと、これを満たす男は一人もいませんでした。

容姿に関しては私の容姿が悪いから寄ってくる男のレベルも低いのでは、、、というのはあるかもしれませんが、それにしても酷い男が多かったです。

ちなみに寄ってこなかった男(私より容姿がいい女性に向かっていった男)も全員レベルは低かったですよ。


ー容姿ー

・ヨレヨレのシャツ、ズボン等、だらしない服装

・紫外線劣化した肌

ばりばりスキンケアしろ、とは思いませんし私もしてませんが、男って一切紫外線ケアしない人が多いじゃないですか。

長年の紫外線の影響で黒ずんでカサカサでぼこぼこの肌。イメージできますかね、、、20歳以上の男のほとんどがこれだと思うんですけど、本当に気持ち悪いんですよね。

もともとの肌質でニキビができやすいとか乾燥しやすいとか、アトピーとか、そういうのに嫌悪感はないんですよ。

なんというか、一切気を使ってない感じが本当に気持ち悪いです。

・ヘアセットのへの字も知らなそうな髪の毛

なんでヘアセットしないんですかね。

なにも30分かけてヘアセットしろとかおしゃれな髪形にしろとか言ってないですよ。

私は最近、短髪にしてオールバックヘアにしましたが、ハードジェルをさっとつけて終わりですよ。2分もかからないです。

それすらしてないんじゃ?と疑わしい髪の毛のオs、おっと失礼、男性が大変多くていらっしゃいました。

・気を使わない表情

表情も容姿の印象に影響すると思うんですが、これも、相手に好印象を持ってもらいたいと思ってる?と疑問に感じる表情の男が多かったです。

誰でも笑顔でリアクションが大きい人とのほうが会話してて楽しいじゃないですか。

人見知りだったり、女性と接するのが苦手だったりしても、せめて頑張ってるポーズぐらいはとれるはずですよね。

そのポーズもとらない男が本当に多かったです。

俯いてぼそぼそ無表情で目も合わない男の多いこと多いこと。

私のことが気に入らないからそういう態度なのかと思えばアプローチが来ていたり、、、

そんなありのままの自分を初対面の女性が受け入れてくれると思ってるんですかね。


ー浮気ー

浮気については、たびたび会話の中で探っていましたが、男の全員が下記のどれかに当てはまるということがわかりました。

・浮気をしている、したことがある

・したことはないが、機会があればするかも

ちなみに風俗も浮気に含めることにします。

風俗が浮気に入るのか否か論争はあるかと思いますが、自分以外の人と皮膚接触がある時点で気持ち悪すぎて無理です。

パーティ内やパーティで出会った男と外で話す中で、相手が上記に当てはまる男かどうか会話の中で浮気についてさりげなく話題に出してさぐっていました。

もちろん、こちらのスタンスを出したら本音を言うわけないので、「男の人は浮気ぐらいするよね~(私は受け入れる女ですよ的なニュアンスで)」と鎌をかけると、見事にゲロりましたね、みんな。

「俺は浮気はしない」と断言する男は一人もいなかったと記憶しています。

ちなみに、「浮気できない」(モテないから)は、「浮気しない」には入りません。

機会があれば「する」からです。


<4>専属セックス契約は悪か

上野千鶴子曰く、

「離婚事由に浮気が入っているのはおかしい、専属セックス契約なんてバカバカしい」

だそうです。

言い方は違いますが大体こんな感じのことを言っていたと思います。

そもそも交際や結婚って、専属セックス契約じゃないんですかね。

姦通罪があった時代のように、女のみが浮気をしてはいけない、というのはあきらかにおかしいですが、現代では男でも浮気したら離婚事由にあたります。

性行為は粘膜接触をともなう非常にリスキーな行為です。

信頼に当たる相手とのみするのが健全で健康なはずです。

それをパートナー契約を結んだ人以外ともしてもいい、というほうがおかしいのでは。

もちろん、お互いが了承のうえで、というなら別ですが、デフォルト禁止にすべきだと思います。


<5>結

端的に言って、婚活を通じて男が心底嫌になりました。

今思えば婚活前からミサンドリーの片りんはありましたが、婚活をしてそれが確実なものとなりました。

男から癒しや安心など得られることはないのに、必死になって、ない場所から探していた私は本当にバカです。


<6>おまけー男が求める女性ー

婚活仲間の女性がいました。

1つ年上で、私と同じ体型の女性でした。

その女性はとてもモテる人だったので、彼女を見習おうと必死に観察しました。

その特徴は以下になります。

・目が二重で大きい

・肌が白くてきれい

・胸が大きい

・男を立てる発言が上手い

上3つは見習いようがないので一番下をまねようと試みました。

例えば彼女は、男が「最近ジムに行ってるんだよねー」と話すとすかさず「たしかに、ガタイいいですよね」と返します。

ジムで運動しはじめの男からしたら言われて一番嬉しい言葉でないでしょうか。

しかし、その男はガタイいい、には程遠く、私から見たら細身でお世辞にもガタイいいとは思えませんでした。

彼女を見習って男をほめたたえようと努力していましたが、そのたびに反吐がでそうになり、諦めましたね。


以上

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