毒親②ご飯を与えてくれない毒親
②ご飯を与えてくれない
※私の母はシングルマザーのため、父親はほとんど出てきません。
<栄養摂取ルート>
私は、物心ついた頃から母にご飯を与えてもらった記憶がありません。
どのようにして栄養をとっていたのかというと、
小学校入学前:父方の祖母が作ってくれた。(父方の祖父母と同居)
小学生時代 :朝:なし
昼:給食(体が大きくて全く足りず)
夜:母方の祖母が作ってくれた(母方の祖父母と同居)(激マズ)
※土日は給食がなかったため昼ごはんもなしでした。
中高生時代 :朝:なし
昼:コンビニの廃棄弁当(母のバイト先の)
夜:母方の祖母作(激マズ)
大学生以降 :自分で買ったり
どこにも母がご飯を作ってくれたという描写はありませんね。
実際作ってくれたことはほとんどありませんでした。
一度だけ、気まぐれに土曜日の朝、オールしたまま起きていた母が(いつも超夜更かし&朝起きない人でした)気まぐれに朝ごはんを作ってくれたことがあり、
なんの変哲もないスクランブルエッグとベーコンだったにも関わらず、すごく嬉しくて感動した記憶があります。
いつか書きますが、母は全く自分で起きられない人だったので私が物心ついた頃から私が朝起こしていました。
それもあって、「母が朝私より早く起きていてくれた+朝ごはんを作ってくれた」ということがとてもとても嬉しくて、今でもあの時の感動を思い出します。
でもそれって親として当たり前のことですよね。
そんなことすら1度しかしてもらえていなかったという事実に悲しくなります。
<肥満になったー過食症のきっかけー>
前述の食生活でどうやって太るの?と疑問に思いますよね。
私は7歳(小1後半)までは普通体型でした。
それは6歳までは父方の祖母が適切に3食与えてくれていたためです。
しかし、小学校に入学と同時に母方の祖父母と同居となり、父方の祖母の料理を食べられなくなりました。
そこから肥満人生が始まります。
母が料理を作らないことは相変わらずです。
母方の祖母は、一応夕飯は与えてはくれたものの、加齢により舌が麻痺しまくった祖父向けの超超超超超濃い味付けだったため食べられたもんじゃありませんでした。
お味噌汁に溶けきれなかった味噌がたくさん浮いていました。。。
一応宣言しますが、私は自他ともに認める馬鹿舌です。
なんでもうまいうまいと食べる馬鹿舌です。グルメでは全くありません。
なんでも美味しそうに食べるねと人から言われたこともあります。
その私が不味くて食べられたもんじゃないと感じるのですから、相当なもんだとわかってもらえるのではないでしょうか。
ですので、夕飯もほとんど食べていませんでした。
となると私はいつまともな食事が取れるのでしょうか。
朝はなし
昼は大きな体に合わない量の給食(場面緘黙症だったためお代わりできなかった)
夜は激マズの料理
小学生の私はお腹が空いて、お腹が空いて、、、
そんな時目に入ったのは祖母の死ぬほど溜め込んでいたジャンクフードたちです。
母方の祖母はものすごい偏食で、普通の食事はあまり取らずお菓子ばかり食べている人でした。
収集癖もある人でしたので、家を探せばいろんなところからポテチやクッキーやお煎餅がたくさん出てきました。
満足に食事を与えてもらえなかった私はそれを貪り食います。
お腹は満たされる、心は満たされない。
心も満たしたい。
もっと食べれば満たされるかな?
そう突き詰めて気づけば毎日大量のジャンクフードを食べていました。
そして6歳から7歳の1年間であっという間に普通体型から肥満体型になってしまいました。
<料理だけができない>
現在26歳ですが、家庭で美味しい料理を出された経験が一度もなく、親に料理を教わるという経験が一度もなかっったせいか、料理だけがまっっっっっっっったくできません。
洗濯とか掃除とか、料理以外の家事は抵抗なくできるのですが、なぜか料理だけが全くやる気が起きません。
私がやったことがあるのはカップラーメンにお湯を注ぐことです。(ネタではありません)
おそらく、親に料理を作ってもらえなかった子供は2パターンに分かれる気がします。
・親がやってくれないから自分がめっちゃやるようになる
・全く料理しない
私は圧倒的後者です。
もちろん人生で幾度となく「料理しなきゃな」と思う瞬間はありました。
でもいざしようと料理のことを調べたり台所に行くと胸を掴まれたような苦しさや体のだるさを感じるのでできませんでした。
トラウマを掘り起こさないようにしてるんでしょうか。
ちなみに、前者にならなかった理由が一つあります。
それは、祖母が管理していた台所が汚すぎたことです。
何かこぼしてもしっかり拭かず放置、食べ物も無駄に溜め込むせいで腐る、虫が湧く
とてもじゃないけどそんな環境で料理したいなんて思いませんよね。
<心身の健康や成長には食事が重要>
少なくとも私と同じか下の世代の方は、家庭科の教科書にこう書いてあったと思います。
「バランスの取れた食事や和やかな食事環境は子供の心身の健康に必要不可欠」と。
私はそれを身をもって体験した子供時代でした。
親と一緒に親が作ってくれた美味しい食事を取る。
これが私の心と体にどれほど必要だったか。
これさえあれば私はジャンクフードを貪り食い肥満にもならず、過食症にもならず楽しい人生が送れていたんじゃないかと思います。
<まとめ>
ああ、私も毎日3食きちんと料理を作ってくれる親の元に生まれたかったなぁ。
(生まれたくないけど)
親ガチャ大失敗!!!!
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