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平安な日々

 毎日平和に過ぎていきます。
 今年の夏は暑すぎたり雨続きだったり…
でも夕方のニュースで全国の台風の心配をしながら夕御飯が食べられるのは、なんて幸せな事なんだろうと。
 今月はお金のかからない、近場での遊びを沢山しました!
 地元のお祭りに行ったり花火をしたり、1ドリンクで楽しめるjazzライブに行ったり🎵
 こうゆう地元のイベントは、それを成功させようと奮闘してくれる人達のおかげ。
 そしてそれを楽しみにしている市民の皆!
 特に地元のお祭りでいっぱい着飾って仮装盆踊りしている小さな子供や、おばあちゃん達を大勢の人がにこやかに見ているのを見た時、何故だか泣きそうになりました。
 jazzライブもそうなんだけど、その場に集まっている人々の想い、パワーみたいなのを感じたからかな。
 ここに来て良かった。札幌に住んでて良かったって思いました🎵
 

 暑い中読書もいっぱいした。
 三浦綾子の、『母』という作品を読みました。小林多喜二のお母さんが、人生を振り返ってるお母さんの口調で書かれた小説なんだけど。
 お母さんの生まれた田舎から始まる当時の人々を含めた貧乏ゆえの苦労が、詳細に描かれて、さすがに多喜二が死んだ箇所では胸を抉られる様な思いをしたけど、貧乏を貧乏と感じさせない明るさの様なものが根底にあって、なんだか温かい気分になりました。
 それは、家族の絆が、それも多喜二の家族を思う想いが、繰り返し描かれていたからかな。
 多喜二は心根から、優しい人だったんだな。
 お母さんから見ると、だからこそ苦労を重ねて、死までも迎えてしまった息子が、可哀想で仕方なかったんだろうな。

 あとは、古本屋で買った三浦朱門という人の『犠牲』という小説を読んでる最中。これは三浦綾子の本を探している時に偶然見つけたんだけど、三島由紀夫の『永すぎた春』みたいな感じで、戦後のちょっとおセンチな恋愛の話です。
 最近はそうゆう少し古めの時代の本を読むのにはまっておる🎵
 川端康成の『古都』も良かったし。ちょっと早い読書の秋ですな。

 ちなみにjazzライブで観たのは、beat sunset というバンド。スカです。宜しかったらYouTubeにあるので聴いてみて下さい!