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おせち2022と、一年のふりかえり

今年のおせちは今までで一番ラクして一番きれいでおいしかった。ポイントは、他力に頼りまくること。

【自分で作ったおせち】
・金柑の蜜煮(白ごはんレシピ)
・ナッツ入り田作り(スズキエミさんレシピ)

【実母&義母に作ってもらったおせち】
・なます
・黒豆
・青畑豆
・煮物

【買って詰めただけのおせち】
・昆布巻き・いくら・かまぼこ・栗きんとん・八幡巻き・数の子・棒寿司

自分で作るのがたったの2品。今までの自分ならもっと頑張っちゃうところを、今回は仕事忙しすぎたこともあり、潔く作らない選択をしたのが良かった。

2品しか作らないから、その2品はゆとりの心で丁寧に作って、みんなにおすそ分けできるクオリティ&量になって喜んでもらえて。
金柑の蜜煮は、小さなガラスの器に盛ると本当につやつやと、宝石みたいに綺麗で作っている時の香りもふくよかで、大好き。
田作りは、煮干しで作ると苦味が少なく、さらに大量のナッツ類を入れるレシピで、丁寧に乾煎りして良い塩梅に調味料を絡めたらこれはすごく大人好みの味。年明け待たず大晦日にシャンパンと日本酒のお供にぴったりだった。

買ったものも、しっかり良いものを選ぶところはぬかりなく。大切なのはきちんとお重に盛り付ける気持ち。それだけでハレの日の料理になる。
とはいえ盛り付けも、年々ラクに力が抜けてきてて、かなり適当なものなんだけど、そのほうがなんかいいんだよね。

そして何より敬愛なる母たちに全力で頼り、安定感ありまくりの品々を持ち寄ってもらって、完璧なおせちが完成。みんなが少しずつ関わってくれたおせちは誰か一人だけが無理したり、逆に完全なるお客様でしかないみたいなこともなくて、存在が有機的だ。

近所に松の木がたくさん植わっている公園があって、大晦日に子ども達と遊びに行ったら、粉雪がちらちらと舞う暮れならではの空気の中、幸運にも美しい松の枝が2本落ちていて、それを拾って門松にしたり、落ちてた枝から少し葉を摘んで洗っておせちのあしらいに使ったり。何も期待していないところがら生まれる小さな出会いや流れがあって、今回の年末年始はそれが良かった。

さらに遡ると、クリスマス前は夫以外みんな胃腸炎になり上から下から大変なことになってかなり憔悴したのだけど、そこで名実ともに流れもリバースしたのかな、身体はデトックス、ちょっと食べ過ぎて太ってきたのも元に戻り、揺り戻しはちゃんとあるなぁと感心する。

★2021ふりかえり
2021年は、とにかく仕事が忙しく、自分の関わるプロジェクトが成長した実りある一年だったし、同時に家族の時間も、山登りに海にと遊びまわる楽しい一年だった。
まだまだコロナがおさまらないのは引き続き大変だけど、私の中での優先順位はどんなに忙しくて仕事楽しくても、家族とともに歩む人生がいつも一番に君臨してることに変わりない。

とはいえ仕事が充実していることはありがたいことで、たまに「もう仕事やめてゆっくりしようかな」とかつぶやくと、娘はそれを「もったいないよ、仕事してるママはかっこいいよ」って言ってくれるようになった。
リモートワークで家で仕事してる姿に自然と触れるなかで、そんな風に思ってくれてるなんて驚いたし嬉しかった。

やんちゃ盛りの息子は、唯一の懸案だったパンツにうんち漏らしちゃう課題が、かなりアクロバティックな補助輪(ていうか、本人がよくわかってないうちにお尻を拭くふりしつつ浣腸して便意を強制的に起こし、トイレにすぐ連れて行く)で解決、今や毎日快便だし、お箸はもはや家で何も教えてないのにいつの間にか園で覚えてくれて上手に使えたり、だいぶ手が離れてきた。
相変わらず肘内障にはなりやすいが、それも、動物園に行く直前にやっちゃって、色々台無しになるのが嫌で私がyoutube見て治し方を即席で身に付けて治せるようになっちゃった。

そうだよ成長してるのは子ども達だけじゃない。
私はミシンを買って娘のハロウィン衣装を作ったし、それのおかげでジーパンの裾上げとか、ちょっとした繕いもどんどんできるようになった。
仕事で鍛治職人さんを取材して、間近で彼らの息遣いや振る舞いを感じることで、長年よく分からないでいた包丁研ぎのコツが急に掴めて包丁研ぎが急に上手くなったりした。

夫は私が忙しくて定時に帰宅できない時に、ちゃんとバランスの良い夜ご飯を作って子ども達に食べさせることができるようになったし、長年の運動不足を子ども達のプール付き添いで一緒に泳いじゃう戦法でセルフメンテの術を身につけた。

娘は苦手意識のあった算数を地道にがんばっていつの間にか算数嫌いじゃないよって言えるようになったし、辛かった英語の学童も今では楽しく通ってる。手を動かす折り紙はすごい複雑な立体作れるし、作品作りは言われなくても勝手に楽しんでる。

みんな成長してる。

でも成長って、しなきゃって思うと辛いし、成長しろって押し付けられるものまっぴらごめんなんだよね。

だから今年も
・楽しいことをやる
・初めてのこともやってみる
・完璧じゃなくてOK

つまり成長はノルマではなく、よき時に勝手に伸びてゆくものなのだから、伸びたい時に伸びてゆけるように、自らの土壌を耕す行為を身軽にいつでも、小さなことでも積み重ねていけたらいいのだろうと思う。

★2022やりたいこと
春と秋は山登り(山登りズボンと靴は新調する)
夏は素潜りや海(子ども達はプールで泳ぎ上達しておいて、磯部の生態を楽しむ)
冬はスキー(これは今月さっそく行く)
自然の中での遊びは子ども達の心身の糧になり、大人にとってもこれ以上ないリフレッシュになると最近改めて感じている。

あと私は、身体を壊さないようにご自愛のためのトレーニングもしないとね。
昨年は何度かギックリ腰やっちゃったので、腹筋や骨盤底筋、体幹まわりをちゃんと鍛えて腰に負荷がいかないようにしたい。

仕事は自分の思い通りにいかないことも沢山ある前提で、細部に囚われずに、本質的な良いこと、意味があること、自分の糧になることをやれるようにしたい。

色々とっ散らかっちゃったけど、お正月のnote書き初め以上!

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