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本音でぶつかれない仕事はつまらない

それがやりたいんだったら自分で事業でも起こせば?


以前企業で働いていた時の話。
私は「自社の利益よりクライアントの利益優先」と言う考え方なので既存のルール上ではそれが叶わないと思えば、本音で意見を言っていた。


直属のマネージャーはそんな私が扱いづらかったんだろう。
「それがやりたいなら自分で事業でも起こせば?」と言われた。


私のポリシーには合わない会社なんだと思って退職したけれど、その時はクライアント企業の方が揺れた記憶がある。

それくらいクライアントの利益にコミットしている。
相手がクライアントであっても本音を言う時は言う。

忖度の中で生まれるものなんて、つまらないし中途半端だと思っているから、私は本音で意見を言える仲間としか仕事しない。

私が思う「もっとこうしたらいいのでは?」は間違っているかもしれない。
でも話し合いたいし、討論したい。


欲しい答えは、
「はいはい、そうしましょう」
でも無いし、
「うるさい、黙ってろ」
でも無い。

本音が言えないトラウマ

これは私が身を置いてきた環境が不運だったなと思う。

職場環境がもっとよくなるように…
仕事のクオリティーが上がるように…
メンバーのパフォーマンスが最大に発揮されるために…
クライアントの満足度がUPするために…

自分が提案した「もっとよくなるために」を発言するとめんどくさがられる環境をいくつも経験してきた。


「今までこれでやってきたんだから」
「これで十分でしょ」
「前例がないから」
「こういう契約になっているから」

私が思ったことを正直に言うとめんどくさがられるんだ

気づいた時には思っていることがあっても口を閉ざす人になっていた。


会議で意見を言わないなら参加する意味なし

外資系の企業は既にこういう文化が浸透しているなーと思う。

ただ座っているだけの会議。
出席者が内職している会議。
多数決で多数の方に手をあげる会議。

こういう文化は日本の「集団意識」の象徴なんだろうか。

近年「心理的安全性」という言葉が急速に浸透してきたが、

「人と同じ」「今までと同じ」

が良しとされる風土が残る会社はまだたくさんあると思う。


本当の心理的安全性とは

心理的安全性とは「生温い環境ではない」
心理的安全性とは「仲良しこよしではない」

私はチームの親睦のために「飲みニュケーション」がなければ成立しないチームはプロ集団としては機能しないと思っている。

「心理的安全性」とは、発言しても批判されたり、不利になったりすることがなく、提案に対しては歓迎と適切なフィードバックがあることだ。


表面的に人間関係が良好で意見が言いやすい雰囲気だったとしても「型破りな提案」「新しいチャレンジ」を促して歓迎するようなチームでなければ成長はない。


耳障りのいい言葉なら誰でも言える

今までに無いようなアイデアがたくさん出る。
立場は関係なく、厳しい指摘もできる。

私はそんなチームにジョインしたい。

私は本音でぶつかれる環境に身を置く

今ジョインしている株式会社SNACKは2人の創業者との出会いから始まった。

岡 えり代表と、成瀬拓哉の2人。

3人目のメンバーとしてジョインした。


絶対にたくさんの人の役に立つサービスを作る。
絶対に私たちのビジョンを叶える。


ITベンチャーの経営に3人の子育てをしているママがチャレンジしている。
輝かしい実績と自身の会社を経営する元敏腕コンサルタントがベンチャーを立ち上げる。

私はこの想いの強さに共感し、仲間になりたくて、一緒にビジョンを叶えたくてジョインした。


そしてこの2人は私を信じてくれている。
私としっかり向き合って、大切にしてくれている。


私は本気で向き合ってくれる、この2人の経営者にこれからも本気でぶつかっていきたいと思う。


株式会社SNACK
カスタマーサクセス
井上真理子

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