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新しい朝でリフレッシュ

春の嵐のあと、輝くような朝になった。桜は散ったかもしれないけれど、それは来年また花が咲く準備の一歩ともいえる。桜は咲いたときに素晴らしい存在感を示すが、散ったあとも、そこにいて、また花を咲かせる準備を着々としているのだ。
新しい朝が、そのことを思い出させてくれる。

長いあいだ社会人をしていると、フレッシュなスタート気分になることは少なくなる。子供のころは、何もかも、新しいことだったから、新学年や新しい学校は、不安な気持ちもありながらも、ワクワク感も多かった。大人になると、いろいろな経験とともに、大抵のことに慣れてしまう。動揺しなくなり、不安が少なくなるのはよいのだが、新鮮な驚きや感動、新鮮なワクワク感も少なくなってしまう。

リセット、リフレッシュ、ゼロの原点に戻る

定期的に伊豆に断食に行っている。以前は、仕事が忙しく、3、4日しか行けなかったが、最近は、1週間の完全コースに参加。断食する期間自体は、3日間くらいだ。その間、運動もするし、汗をかけば、すぐ温泉にはいるし、日向でゆっくり読書したり、朝は瞑想の時間があったり、腸内環境だけでなく、脳もとても休まる1週間だ。
ここの断食のテーマは「GO WILD=野生に戻る」細胞レベルで元気になること。体重が減るという単純なことだけでなく、脳がスッキリする。そして、気持ちが前向きになる。脳と腸の関係は、別の番組でも紹介しているが、脳と腸、このふたつは明らかに連動している。胃腸を空っぽにすることで、脳も一緒にリセット、リフレッシュされる。それは、新しいことを受け入れる準備ができた、ということでもある。だから、前向きな気持ちにもなれるのだ。

よりよく動くにはリセットも大事

春は別れの季節でもある。卒業したり、転勤したり、遠くへ引っ越したり。しかしそれは、同時に新しい場所へのスタートでもある。
子どものころは、スポンジのように何でもかんでも新しいことを吸収できた。成長して、身体の大きさが決まってくると、新しいことを吸収するには、何かを手放す必要もでてくる。手放すことは捨てることではない。しかし、インプットするには、まず、リセット、リフレッシュすることも大事なのだ。ワードローブもそうだし、冷蔵庫、家の中もそう。パソコンだって、シャットダウンしたり、中身をお掃除してやらないと動きが悪くなる。1日24時間の時間の使い方もそうだ。詰め込みすぎると、取り出すときに、わからなくなり、使かえなくなる。使えないのは、結局、持っていないと同じことにもなってしまう。

環境の変化はちょっと不安。寂しさもある。でもそれは、新しい出会いや細胞レベルのリフレッシュの機会かもしれない。
さあ、新しい朝に、新鮮な気持ちでスタートしよう!

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