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親分(厚労省)には逆らえない、子分(国立病院)の劣悪な実態と違法文書!


ナショナルセンターの病院長から届いた手紙

 一昨年6月2日付で、私はトップの画像(肩書・氏名)の方から手紙を受け取っています。

ここには「病院」の文字がありませんが、医療分野におけるナショナルセンター
(全六法人)は、すべて研究機関と病院を併設しています

 この病院(以下「センター病院」と略記)は、精神・神経科領域ではわが国で最高の権威と法が定めている(「認めている」ではなく)機関です。そう言って差し支えありません。
 画像に「National Center」の文字が見えますね。
 この言葉は、ここでは国家の基幹的病院という意味合いで用いられています。がん治療における国立がん研究センター病院にも、やはりこの名称が冠されています(詳細につきましては文末にリンクを貼った拙文をお読みください、二本あるうちのどちらでも結構です。余談ですが「National Center」とは一般的には労働運動について用いられる言葉で、連合や全労連のような全国中央組織のことを指しています)。

 で、そんなスゴイ病院(笑)の院長先生からいただいたお手紙の内容は以下のとおりです。

 これだけでは何のことやら意味が分かりませんね。無理もありません。そもそも「池田直也って誰なんだ」と思われたことでしょう。また「要求書」って何のことだ? とも。

私のアクションに反応したセンター病院


 説明いたします。
 池田直也は私の本名です。
    啓晶はペンネーム(私の前職はプロの文筆業でした、一応)で、親がつけた戸籍名よりも自分では気に入っています。この名はクレージー・キャッツの数々の名曲(『ホンダラ行進曲』『だまって俺について来い』『ゴマスリ行進曲』『五万節』等々)を手がけた作曲家の萩原哲晶(はぎわら・ひろあき)と谷啓にちなんだものです。
 要求書とは、私がこの国立病院に対して改善や謝罪や回答(要求書に記した質問に対する)を求めたもので、長さはA4用紙で60ページ近くになります。
 ただし、令和4年5月1日付で送付した要求は11箇条でしたが、その後私は要求書の改訂文(私の法律認識に誤りがあったからです)並びに追加の要求文を送付しています。最終的に要求は13箇条になりました(現在のところ、それらの文面はすべて非公開)。
 何しろ私はセンター病院に入院中(令和2年1月10日〜5月8日)、それはもう酷い目にあいましたから

怒りを込めて送った、私の要求書


 どんなふうに「酷い目」にあったかのあらましは、すでにnoteに投稿した記事に書きました。要するに人権侵害や虐待を受け、法に明記されている権利を奪われた、ということです(詳細は本文末をクリックされてください)。人権侵害も虐待も、正当な権利の剥奪も、断じて許してはならないことです。受けた側、権利を奪われた側は怒って当然です。怒らねばなりません。
 ですから私は怒りをもってセンター病院へ要求書を送付したのです

 ただ、要求書とnoteの記事では、性格も想定される読者も異なり、したがって内容も同一ではありません(文体からしてまるで違います)。要求書には書いてあってもnote記事には書かなかったことは多々あり、わずかですがその逆の事例(というより事件)もあります。
 私の要求に対して、阿部院長は病院内で検討している旨、および検討が済んだら連絡をくださる旨を、約束されました。
 けれども今もって何の音沙汰もないのです。令和4年6月以来ずーっと。

 私はその後何度か、督促の手紙を阿部院長宛に送っているのですけど。

「嘘つきは泥棒の始まり」ですよ


 すっかりシカトこかれてバックレられた形です。最初からそのやり方を選択したのなら(私にとっては許し難いことではありますが)、そうした対応も「アリ」だということは認めざるを得ません。 
 しかし、仮にも国立病院院長という公人が、書面で約束したのですよ。ですから、当然、それは「ナシ」です。あり得ない。
 連絡をせず沈黙し続けているのは、明らかに嘘を吐いていることになりますから。
 もちろん、どんな連絡をしてこようが、それはセンター病院の判断です(と同時に責任です)。
「やはりあなたは頭おかしいので、すべての点で回答に価せず」
とかおっしゃて来られるのなら、それはそれで仕方がない(こんな回答が来たとしたら、私は嬉しい。だって赤っ恥をかくのはセンター病院だもの)。

検討はしていたセンター病院! ならばなぜ⁉


 『違法行為を公然と…』の記事にも書いたことですが、私は入院によるわずかな中断期間をはさんで18年来ずっとセンター病院精神科外来の通院患者でした。この間ずっと私を診察・治療して来られた大森まゆ先生は、心から信頼し尊敬申し上げることのできる素晴らしい方でした。
 ですから、実を言えば病棟に入院してそのお粗末さに愕然となるまで、私はセンター病院のことをずっと「素晴らしい病院」と信じて疑わない人間だったのです。
 要求書を送付して数箇月のちに、私は、病院の担当部署(阿部院長の言う「関係の者」)から大森先生に「池田とはどういう患者なんだ」と言う問い合わせがあったという事実を知りました。診察室で大森先生がそうおっしゃったのです。
 すなわち、打っ棄って(うっちゃって)おかれたのではなく「検討」はされていたわけです。だったら結果を教えてね。
 なお、大森先生は事情により今年3月末をもってセンター病院を退職されました。当然、私は病院を変えました。

進退きわまって沈黙してしまったセンター病院

 読者の中には、不思議に思われる方もいらっしゃることと思います。
 回答の連絡がないことではなく、院長名で「検討し回答する」なんて手紙を寄越したことのほうを。
 私がすでに書いたとおり、完全に黙殺してしまったほうが、(センター病院にとっては)何事もなく済ませてしまうことができたのに、と。
 まったくそのとおりなのです。
 しかし、阿部院長は手紙を私に送ってしまった。
 なぜか、を説明します。
 センター病院は、患者からのクレームについて、基本的に無視はしないで何らかの回答をすることをタテマエとしている組織だからです。そのために
「検討する」関係の者=担当部署が存在するのです。
 センター病院はインターネット上にもそうしたクレームとそれに対する返答を一部公開しています。
 しかし、私の場合は連絡すると言ったのに全然連絡して来ていない。
 何でこんなミットモナイことになっているのでしょうか。その大きな理由は、私の要求書が、あまりにもスルドク、これでもかとばかりにセンター病院の実態の劣悪さを指摘しているからです。
「不愉快な思いをさせてしまいましたことは申し訳なく思います。この点につきましては…ムニャムニャ…」なんて低姿勢を装いながら(いつもしているように)丸め込んでしまうことなんて到底出来ない。
 かと言って「当院の医療は劣悪です」なんてこと(事実なんだけど)は認めることが出来ない。でも否定することもまったく出来ない。反論のしようがない。だから黙ってしまう。
 しかし、もっと大きな理由があるのです。

親分(厚労省)に逆らえぬ子分のセンター病院


 私は要求書の中で、センター病院がすべての任意入院患者たちに手交していた「入院(任意入院)に際してのお知らせ」(厚生労働省が作ったものです)が、患者を騙すインチキで詐欺的、かつ違法な文書であることを完璧に論証しました(現に入院中の私はそんな手口で騙されたのです)。
 そしてそんな悪質文書をこう正しく改訂しなさいよ、という文例まで示しました。
 この反論の余地のない事実と論理を、センター病院は認めることが出来ない。
 なぜか。
 国立精神・神経医療研究センターの理事長は、同センターの組織内部で決められるものではなく、厚生労働省が任命するものだからです(この点は他のナショナルセンターもすべて同じです)。
 要するに。
 事実(告知文書の悪質性・違法性)は完全なクロです。
 しかし親分(厚労省)はシロと言っている。だから子分(センター病院)もクロをクロと認めることが出来ず、シロと言い続けるしかない、ということです。
 しかし、私は問いたい。
 理事長、病院長はじめセンター病院のドクターたちは、公務員である前に医師でしょう。
 そんな反社・ヤクザまがいの組織の論理・縄張り根性の組織防衛と、医師としての良心・品位のどちらが大切なのですか、と。
  医者が役人どもの顔色うかがいばかりして、一体どうするのですか(その結果、患者たちはすっかり騙され、法に明記された権利を奪われている)。
 必要とあらば辞表を叩きつけ、真実を主張し誇りを守り抜いてこそ真の医師でしょう。

 センター病院の医療の劣悪性、告知文書「入院(任意入院)に際してのお知らせ」の違法性・悪質性につきましては本文末をクリックされれば良くお分かりいただけます(記事は二本ともお読みになる必要があります)。

「お前の主張は間違っている」、すなわち「センター病院の医療は劣悪ではない」「『入院(任意入院)に際してのお知らせ』は違法ではない」とおっしゃりたい方は(もちろんセンター病院関係者に限らず)、どなたでもご連絡ください。
 喧嘩上等。完膚なきまでに論破してご覧に入れます。
 
 

院長は交代しても当然、約束には継続性が


 この春に阿部康二さんはセンター病院院長を退任され、国立精神・神経医療研究センター理事長の中込和幸さんが同センター病院長も兼任されることになりました(この人は私の入院当時の病院長でもあり、院長職については再任ということになります)。
「この春」という曖昧な記述をしたのは、センター病院のホームページを調べても、いつ病院長が交代したのか日付が分からないからです。それどころか、現在の病院長が誰なのかの記述もない(私は4月末頃の時点で阿部院長が退職したことを知りました。事情は省略)。
 少し前までは、ホームページ内に阿部院長名による「病院長のご挨拶」というページがあったのですが、現在(7月14日)、病院長のご挨拶は(準備中)とだけ記されています。内部が結構ごたついているのではないですか。私がこれまで批判してきた論点とは別のことがらになりますが、ナショナルセンターの病院が、これじゃダメでしょ。
 言う間でもなく、中込院長には、前任の阿部院長が約束されたことを履行なさる義務がおありです。「院長が代ったので前任者の約束は破棄する」という判断はアリですが、その場合であっても、少なくとも破棄した旨を通告しなければなりません。
 それが社会の常識というものです。
 いい加減に、早く連絡くださいね。


 

中込和幸現院長への手紙(の写真)

 本文はここまでです。
 以下に転載(記述)するのは、言わばオマケ。
 私が今年(令和6年)6月23日付で中込院長に送った「要求書に回答してね」という内容の手紙です。お読みになってもならなくとも構いません。
 
 

画像では読みづらいと思いますが内容は以下のとおりです。


謹啓 七月も間近となっての入梅の頃、

中込先生に於かれましては益々ご清栄の段、大慶に存じ上げます。

 

添付いたしましたのは、令和4年6月2日付で、前任の阿部院長より私の自宅宛ご送付いただきました書状のコピーです。

 

当然ながら後任の中込先生には、前任の阿部先生がこの書状にて約束なされたことを履行する義務がおありです。

 

当該要求書には、その後私が令和4年5月6日、同年6月22日、令和5年5月8日に改訂・追加文をお送り申し上げてはおりますが、それにしてもご関係の方々は一体いつまでご検討を続けていらっしゃるのですか(笑)。

 

1日も早く誠意あるご回答を賜りますよう強く求めます。

 

中込先生は公人中の公人です。

 

約定は違えることなく果たされてください。


謹白

令和6年6月23日

国立精神・神経医療研究センター病院
院長
中込和幸  先生

                            
                             池田直也

【補注】「前任の阿部院長より私の自宅宛ご送付いただきました書状」の内容は、コピーではなく写真を掲載してお示ししたとおりです。


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