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対立は、悪いこと?


前回のゴードンメソッド読書会からの大きな学びは、
「対立」の概念を変えてくれたことです。

ゴードン氏は、対立を
人間関係の『真実の瞬間』と表現するんです。


対立することは、
悪いこと、怖いこと、
波風を立ててしまうこと。

私は、そんな風に思ってしまうから、
対立することが苦手なのですが

普通に考えてみたら、
人間ひとりひとり、
誰ひとりとして、
同じ人生経験を持ってきた人なんていない。

今のその人物をつくった、
道のりが全く違うんですよね。

ですから、価値観や意見だって
違うに決まっています。

まず、それが前提としてある。

だから、
対立することは自然なことですよ、
とした上で、
それを「争い」と位置付けるんじゃなくて
ふたりで解決する「問題」と定義づけましょう。


では、どのように
対立と向き合っていけば良いのでしょうか?

多くの場合、対立した結果、
「勝負がついてしまう」となるのが
一般的ではないでしょうか?

それは、

Win-Lose(自分が勝って相手が負ける)
→ 相手を力づくで言い負かす など

Lose-Win(自分が負けて相手が勝つ)
→ 自分が犠牲になっても、我慢する など


そうではなくて
「勝負なし」の状態を目指しましょうと。


20世紀初頭に、John Dewey という哲学者がいて
「すべての問題解決には6ステップがある」
ということを言ったそうです。

①お互いの欲求を明確にする
②解決策についてブレストする
③解決案を評価する
④解決案を決定する
⑤計画・実行について話し合う
⑥実行した結果を調べる

(これを、書籍の中では
ゴードン氏が詳しくどうすればいいかを描いてくれています)


言われてみれば、
そうだよなぁ。

と思うんですが。

でもこれまでの自分は、

自身の本当の欲求に気づいているのに、
対立したくないから、我慢しようかなぁ。

そんな風に、

「引っ込み型」の自分が出てきて
相手の言い分を飲んでしまうことが多かった。

でも、

まずは、お互いに何を望んでいるかを
共有してみませんか?

という風に提案できたら
ぜんぜん、事態は変わりそうだなぁと思って。


今日言いたかったことは、
お互いがWinWinになる話し合いにはコツがある
てことを知ったよ!

という話なんですけれど、
こうやって整理して教えてくれないと
なかなか、近視眼的になってしまって、
同じような壁にぶつかり、悩みがちなんですよね。

ビジネスシーンとかでは
よくあるフレームなのかもしれないけど
その他の人間関係にも使えるよ。

と教えてくれたのでした。

もちろん、
学んで「すごーい」
で終わっては意味ないから、

実践してみたいところです。

勉強している書籍はこちら😊


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