「心と病気」(大川隆法「心の指針」より)
いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。
私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。
今回は、心の指針「心と病気」をご紹介したいと思います!
大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心がじんわり温かくなる作品ばかりなんです。
皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。
それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。
「心と病気」
ガンの原因は、
能力を超えた仕事、過労、
解決できない人間関係の葛藤、
ストレスによる暴飲暴食、
怨み、憎しみの念である。
心臓病、胃潰瘍、糖尿病の原因は、
悩みから解放されないこと、
不安や過度の緊張生活、
つまり、競争社会のツケと、
怒りや自己破壊願望である。
高カロリー、水分過多、運動不足が、
さらに発病を手助けする。
血管と脳の病気は、
取り越し苦労、持ち越し苦労の人、
愚痴や不平不満の多い人生に発生する。
要するに、自己のプライドが満たせずに苦しむ、
心の排泄機能が弱い人がかかる。
皮膚の病気は、
対人関係の恐怖や、
そのストレスによる
暴飲暴食による血の汚れによる。
関節の病気は、
心の葛藤や恨み心からの憑依が多い。
すべて、信仰、休息、無執着、
笑顔と明るい心、
健康管理で治せるはずだ。
(大川隆法 心の指針50)
〈感想・気づき〉
私たちは生きていく上で、様々な病気にかかる可能性があります。
また、人は誰でも死を迎えるものですが、その「死」にも、病気は大きく関わっています。
誰もがなりたくて病気になるわけではないはずです。
そのため、病気になる原因を、このように列挙されると、ムッと来てしまう方もいるかもしれません。
私も家族に病の経験があったため、そのお気持ちもすごく理解できます。
でも、ちょっと待ってみて。
ムッとしてしまって、解決の可能性があるお話を聞き流してしまうのはもったいないと思いませんか?
今回の「心の指針」ほどストレートではなかったとしても、昔から「病は気から」ということわざがあります。
また、心と身体が密接に関連している、というのは私たちの多くが実感していることです。
歴史的には、白隠禅師という仏教僧や、催眠療法で有名なエドガー・ケイシーなど、心と身体の相関関係を唱えているケースは数多くあります。
そうであるならば、宗教家である大川隆法先生の見抜く、各病気の原因を知っておくことで、自分が治すべき心の傾向性が分かり、病状の改善にも繋がるかもしれません。
たとえば、ガンの原因の一つと書かれている「恨み、憎しみの念」。
誰かへの恨み、憎しみというと、かなりシリアスになってしまいますね。
でも、
・他人を裁きすぎてしまう
・自己処罰概念が強い
このような傾向は、一生懸命で真面目な方の中でも、抱えている方は意外と多いのではないでしょうか。
このように、「恨み・憎しみの傾向が行き過ぎると、身体にもその影響が出て、ガンになりやすい」という事実を知っておくだけでも大切なことだと思います。
そうだと分かれば、自分の中の「恨み、憎しみ」を早めに解決し、毒素を消化していくことで、病気の発生リスクを減らしたり、進行を緩和することができるのではないでしょうか。
同じように、今回の心の指針では、それぞれの病気の特徴について書かれています。あくまでも一例ですが、参考までに。
ガン
……恨み、憎しみの念
心臓病、糖尿病、胃潰瘍
……不安、過度の緊張、怒り、自己破壊願望
血管・脳の病気
……取り越し苦労、持ち越し苦労、愚痴、不平不満
皮膚の病気
……対人関係のストレス
関節の病気
……心の葛藤や恨み心が引き寄せる憑依
そして一番大切なのは、これらの病気に向き合う時の心構えです。
とされています。
確かに、「本来、この世は仮の世界で、人はあの世に還っていく存在だ」、と達観できたら、執着から解き放たれ、すがすがしい最期を迎えられるのかもしれません。
また、笑顔やポジティブ思考によって、暗くネガティブな心を吹き消すもできます。
場合によっては、病気の苦しみをはねのけ、完治する可能性だって残されています。
当会でも、「感謝と祈り」によって病気を治癒していく方のケースも数多く報告されています。
最後は神様を信じること。
本来、私たちは神仏から分かれ出てきた光の子。
神様は、ただ苦しめようとして病気の存在を容認しているのではなく、私たちが大きく前進するための試練をお与えくださっている。
信仰があり、そのようにお考えになれる方はとても強いと思います。
また、この世とのお別れの時間が近づいているから、あの世に移行するまでの間、しばらくは肉体の不自由があって苦しいだけ、と割り切ることもできます。
いざあの世に行こうしたら、すべての身体のしがらみから解放されて、楽になるのかもしれません。
このように、病気とは非常にセンシティブなものですが、生きるとは何か、神とは何かを考えるきっかけにもなる貴重な機会なのだと思います。
また、健康な方にとっても、日々心に芽生えるマイナスの念いを整理し、向き合うことが、さらに健康に長生きする秘訣にもなると考えます。
今回の「心の指針」を参考に、心を整えていきませんか?
最期までご覧下さり、誠にありがとうございました🌷
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