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「努力する者が報われる社会を」(大川隆法著「幸福実現党宣言」より)

この記事に目を通して下さり、本当にありがとうございます!

私の記事では、大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。

新たな試みとして、大川隆法先生の政治関連の書籍のポイント解説に挑戦していこうと思います🌷

この企画を始めるに至った理由は、「幸福実現党」の発信内容についても興味がある、とのリクエストをいただいたからです。

大川隆法先生といえば、「幸福実現党」の創始者でもあります。

通常、宗教の発信内容と政治の発信内容は分けるところが多いと思います。

心の教えに惹かれる方と、政治活動に興味がある方の層が異なっていることも多いです。

ところが、大川先生の場合は、「政治も宗教も世直しのために必要なのは同じ」だということで、両方同時に発信しておられた印象があります。

私のnoteでは、主に大川隆法先生の心の教え、リーダー論などをご紹介してきました。

そんな中でいただいた、政治についての話も聞きたい、との一言。

大川隆法著作集をご紹介する立場にあるので、政治的発信であっても、ご要望があればご紹介していくべきかな、と考えるに至りました。

note読者の皆様の中にも、さまざまな政治的信条の方がいらっしゃることと思います。

そのため、このアカウントでは、純粋に大川隆法という方から流れ出てきた政治哲学を、書籍の解説という形で、ご紹介できればと思います。

少しずつ進めていく予定ですが、皆様どうか温かくお見守りください。


まずは、「幸福実現党」を立党した際に発刊された、『幸福実現党宣言』という書籍から、その政治思想のポイントをご紹介していきたいと思います。



『幸福実現党の目指すもの』

この国の政治に一本、精神的支柱を立てたい。

これが私のかねてからの願いである。

精神的支柱がなければ、国家は漂流し、

無告の民は、不幸のどん底へと突き落とされる。

この国の国民の未来を照らす光となりたい。

暗黒の夜に、不安におののいている世界の人々への、灯台の光となりたい。

国を豊かにし、邪悪なるものに負けない、

不滅の正義をうち立てたい。

人々を真なる幸福の実現へと導いていきたい。

この国に生まれ、この時代に生まれてよかったと、

人々が心の底から喜べるような世界を創りたい。


ユートピア創りの戦いは、まだ始まったばかりである。

しかし、この戦いに終わりはない。

果てしない未来へ、はるかなる無限遠点を目指して、

私たちの戦いは続いていくだろう。


大川隆法



幸福実現党の目指す理想①「努力する者が報われる社会」

長い目で見て、「努力する者が報われる社会」をつくった国が繁栄することは間違いありません。

最大多数の最大幸福」ということを考えると、基本的には、努力するものが報われる社会をつくるべきだと思います。

例外的な救済措置は、いつの時代にも必要なので、それはそれで対応すべきだとは思いますが、怠け者や、ずるいことをした者が得をするような社会は、つくってはならないと考えます。

「縁起の理法」によって、努力した者に道は開かれる。

汗を流し、智慧を絞って、頑張った者には、豊かになる権利がある。
基本的に、そういう社会をつくらなければ、未来は明るくなりません。


汗を流し、智慧を絞って、一生懸命にやった人が、九十九パーセントを税金に取られるような社会をつくったならば、やはり、世の中は誰も動かなくなるのです。

大川隆法著『幸福実現党宣言』


仏教には『縁起の理法』という考え方があります。

善い行いには、善い結果がやって来る。
悪い行いには、悪い結果がやって来る。

という、原因・結果の法則です。

この考え方を政治に置きかえると、「努力した者が正当に報われる社会を目指すべきである」という考え方になります。

そのため、幸福実現党の基本思想は「小さな政府」型です。

国からのバラマキを期待するのではなく、自分達でできることをやっていこう!

結果的に、その方が社会が健全に回っていくだろう!

という考え方になります。

この考え方だと、社会的に弱い立場の方が不利になるのではないか、という不安も当然、考えられますよね。

そこで、提案されているのが、「高貴なる義務(ノーブレス・オブリージュ)」という考え方です。


生活保護を受ける人のお金は、いったい、どこから出ているのでしょうか。

それは税金から出ているのですから、税金を納めてくれる人が必要なのです
したがって、税金を納めることに対して、名誉ある気持ちを抱き、高貴なる義務感を感じるような人を育てなくてはいけません。

そういう意味でのジェントルマンを数多く育てる必要があると考えます。

大川隆法著『幸福実現党宣言』

基本的には自助努力型であり、努力した者が報われる世界であるべきだ、という考え方ですが、社会のリーダーに立っていく人には、「高貴なる義務」がある、という風に考えます。

つまり、「自分が社会に出て活躍することで、困っている人、弱い立場の人たちを助けよう」というジェントルマン精神を持つこと。

自助努力型で、かつジェントルマンであるリーダーが多数出現することによって、政府の力を借りずとも、自然と世の中は良き方向へと変わっていくだろう、という考え方です。


※ちなみに、悲しいかな、この考え方だと、なかなか票が入らなかった、というのが現状でした。
国民にバラマキ型の公約を掲げる政党の方が人気があります。
言葉は悪いのですが、「楽して幸せになりたい人の方が多い」ということだと思います。

それでも信念を貫き通している幸福実現党の姿勢は、心ある人には届くと信じています。



第一回目の解説はこのあたりまで。

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。



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真理花@大川隆法著作愛好家(@Marika777hs)さん / X (twitter.com)

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