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「愛の苦しみ」

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、心の指針「愛の苦しみ」をご紹介したいと思います!

大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心の気づきが得られる作品ばかりなんです。

皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。

それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。



「愛の苦しみ」


人はなぜ、他の人を好きになるんだろう。

本能と呼ばれるものが関わっているとしても、

男と女は、

引かれ合い、

愛し合い、

時に苦しみ、

憎悪に仲を引き裂かれることもある。



愛の苦しみは、

本人にとっては重大事項だが、

他人にとっては、

対岸の火事のようで、

せめてもの礼儀として、

同情をする程度のことが多い。



それでも、

今日も世界のどこかで、

新しい愛が生まれ、

同時に、

新しい苦悩も生まれている。



さぞや、やるせなく、苦しく、

悲しくもあるだろう。



そんな時は、天なる父のことを想え。

すべてをお任せし、

愛の純粋さを保とうとだけ願うがよい。



(大川隆法 心の指針115)


【感想・気づき】


人はなぜ、他の人のことを好きになるのでしょう。

気がついたら、その人の事ばかり考えている。

連絡が来るだけでドキドキし、嬉しい気持ちでいっぱいになる。

逆に連絡が来ないと、寂しくなる。

これって「恋」といわれるものなのかもしれませんが、理由なんて分かりません。

脳の一部が反応しているのだとしても、なぜその人にだけ反応するのか、分かりません。

その人の外見に惹かれているのだとしても、その人の言葉が聴けるだけで幸せ、ということだってあります。

そうした場合、必ずしも異性という身体に捉われているわけでもない気がします。

おそらくそれは、精神的にも、魂的にもその人に惹かれている、ということなんだと思います。


もちろん、恋や愛に理由なんていらないぜ!理論的に説明してくれるな!という方だっていらっしゃることでしょう。笑

私もその仕組みを解明する気なんてさらさらありませんが、

恋に落ちた二人がほんの少しのことで舞い上がったり、些細なことで落ち込む現象を、周りの誰も止めることはできません。

大失恋なんかしたら最後、二度と立ち上がれないまでに打ちのめされる人だっています。


そんな時は、まさに今回の「心の指針」のごとく、

愛の苦しみは、
本人にとっては重大事項だが、
他人にとっては、
対岸の火事のようで、
せめてもの礼儀として、
同情をする程度のことが多い。

となってしまうことが多いです。

苦しい失恋をした際は、友人に話を聞いてもらったり、趣味や仕事に没頭して気を紛らわし、時間を耐えるしか薬がない時もあります。


どうしてこんな苦しい想いをしなければならないんだ!

こんな仕組みつくった神さま、ひどいじゃないか!

出来れば今すぐ、この苦しみから楽にしてくれ!

と思うかもしれませんね💦


その人のことを深く愛していればいるほど、別れの時は身を引きちぎられるような痛み。

なんでかというと、やっぱり、愛とは結び付け合う力だから。

自分も相手も、元々は魂レベルで近しい存在で、生まれる前に出会う約束をしてきていたのかもしれない。

この世に生まれて、「やっと出会えた愛の片割れと近づきたい」、という思いがあるから、恋をすると急速に近づきたくなるし、別れる時は身を切られるほどに辛いのではないでしょうか。


私たちの存在が「愛」によって成り立っていると書かれているのはこちら。
↓↓

愛に敵なし。

愛は、この地上で最大の力を持つ。

なぜなら、愛とは、結びつける力だから。


と、『太陽の法』では教えていただいています。

愛なくして、私たちは自分の魂の最大の力を発揮することはできません。

一人で頑張るよりも、愛する人のために頑張る時や、愛する人と一緒に頑張る時。

私たちはいつもの何倍もの力を発揮できるような気がしませんか?

それが、愛の力というものです。


その代わり、愛が純粋であればあるほど、愛を失った時の凹み方もまた、悲惨なものとなります。

そんな時はまず、傷つくまで人を愛した自分を褒めてあげてください。


傷つくまで人を愛したことがあるか。

(大川隆法「人格をつくる言葉」)

人は基本的に傷つくのが怖い生きものですから、傷つくまで相手のことを愛した、というだけでも奇跡だし、自分が成長するきっかけになっているのだと思います。


どうしようもない失恋で、どこにも行き場のない時の対処の仕方がこちら。

そんな時は、天なる父のことを想え。
すべてをお任せし、
愛の純粋さを保とうとだけ願うがよい。

もう、天に祈るしかないんです。

私の愛が純粋でありますように。相手が幸せでありますように」と祈るしかないんです。

「何が何でも復縁して~!!」と相手を泥沼に引きずり込むような祈りはもはや「呪い」になってしまいますが、

せめて、爽やかに「相手の幸福を祈る」ぐらいの自分にまでは、心境をもっていきたいものです。


かく言う私も、失恋で死ぬほど辛い思いをしたことがありますが(笑)、

ありがたいことに生き延びて、息を吸い、ご飯を食べて、良き友人に恵まれ、今を過ごしています。笑

時間と言うのは本当に、神様が与えてくださった「魔法」のようなものだな、と心から実感しています。


誰かを愛しても、実らなかった時の考え方がこちら。↓↓

愛のみかえりは、ほかの人間からではなく、神からくるのです。

神からくるみかえりとは、なんでしょう。
それは、すなわち、愛を与えれば与えるほどに、あなた自身が神近き人間となってゆくということです。
それが、神のみかえりなのです。

相手を精一杯愛した。

その記憶は消えません。

そして、誰かを純粋に愛すれば愛するほど、私たちは神さまの境地に近づいていくそうです。

なぜなら、神様とは、あの太陽のように与えきりの存在だから。

日の光があり、空気があって、水があって、人間が生きるのに最適な環境を、一切見返りを求めずに与えてくださっているのが神さまだと思います。

親の子に対する無償の愛に近いかもしれません。

だから、たとえ自分の愛が実らなかったとしても、「無償の愛」に生きる練習をさせていただいた、と思えば良いのだと思います。


私の場合、少なくとも、その時自分が相手を愛したことで、相手の人生のひと時に幸せがあったならいいな、と思うようにしています。
(そうは言っても、失恋直後はボロボロでお見せできたものではありませんが……💦笑)

誰かを愛した分、その愛が世界を循環していくと思うから、愛した分は取り返さなくてもいいのだな、と思っています。

まあ、失恋直後は何を言っても耳に入らないほどの時もありますので、少し落ち着いた頃にでも、この記事に出会える方がいればいいなあ、と密かに願っています😭✨


そして、ありがたいことに、辛い失恋した後に、一生他の人のことを好きにならずに終わる、という方も少ないものです。

時間が経てば必ず、またご縁のある方が現れてきて、惹かれ合うようになっているのが人生なのだと思います。


結婚相手だって、もしも出会えなかった時のために、第一候補、第二候補、第三候補を考えて生まれて来ている、という話も伺ったことがあります。

また、長い人生の中で、自分の果たすべき使命に応じて、人生のパートナーが変わる可能性も大いにあると教えていただいています。

どうやら、運命の相手とはたった一人ではないようです。


魂の兄弟とも違うけども、一緒のグループでいつも魂修行している人たちもいるんです。

それが今、家族になったり、友人になったりね、親戚になったり、それから職場でいつも顔合わせている仲よい友達、

こうして時代が変わっても同じようなときにですね、やっぱりたいていある程度グループになる。ひとりだけでポツンと生まれないんです。

何千年もの間転生輪廻を繰り返している私たちです。

過去世で深いご縁のある人が、一人であるわけがありません……。

たとえ人生に失敗しても、また新たなソウルメイトが現れて、私たちを助けてくれるようになっているそうなんです。

だから、夫婦関係においても、いただいたご縁を大切にしつつ、万が一ご縁が切れてしまった場合は、「今世はここまでのご縁だったのだな。ありがとうございました」と思い、前進していけばよいのだと思います。


そうはいっても、一人の方と一生添い遂げる方もいらっしゃいます。

そうした方は、そんな稀有なるご存在に出会えたことに心から感謝して、日々を大切に生きていってくださいませ。

多様性の時代に入り、愛にもさまざまな形が見受けられるようになりました。

その中で最も大切なポイントは、「相手に対する純粋な愛があったか」だと思います。

愛すべき存在に出会えたことに感謝し、惜しみなく愛を与える私たちでありたいですね。


皆さんの人生が愛に満ち溢れたものとなりますように。



今回の拙い感想はここまで。

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌷



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