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「悩みの習慣を断て」(大川隆法「心の指針」より)

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の法話・著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。

今回は、心の指針「悩みの習慣を断て」をご紹介したいと思います!

大川隆法先生は、毎月、「心の指針」という詩を月刊誌に寄稿してくださっていたのですが、シンプルな言葉の中に深い味わいがあり、読むたびに心がじんわり温かくなる作品ばかりなんです。

皆さんにもぜひ、「心の指針」の世界を味わっていただきたく、時々ご紹介させていただいております。

それでは、今日も皆さんへ、感謝の気持ちを込めて、贈ります。



「悩みの習慣を断て」


悩みというものが、

一つの習慣であることに、

多くの人々は、まだ気づいていない。

それは、一日中、

チューインガムをかみ続けているようなもので、

ある種の生活習慣病なのだ。



頭の中が空っぽになると、

あなたはすぐに、

悩みの習慣を開始するはずだ。

そして、口を開けば、二言目には、

子供のことや、お金のこと、

健康のことを繰り返して語りはじめる。

あなたの愚痴をきいている、

相手の身になどなったことはないはずだ。



まずは忙しくすることだ。

悩んだりする暇がないようにしてしまうのだ。

身近にある手ごろな仕事をピック・アップし、

一つずつ順番に片づけはじめるのだ。


さらには勉強の幅を広げ、

新しい企画も考えだすのだ。

アウト・ドアで身体を動かすのもいいだろう。

クタクタになって熟睡するのが、

悩みの一番の解決法なのだ。



建設的で積極的な考えを実践に移しなさい。


(大川隆法 心の指針62より)



〈感想・気づき〉


悩みというものが、一つの生活習慣病である‼

この話を聞いた時、私は考えた事のない発想の仕方にとても驚くと共に、妙に納得したことも覚えています。

そして、愚痴っている時は、愚痴を聞いている相手の気持ちになど立ったことがない……

確かに、その通りだと思って、申し訳なさに小さくなるような気持ちです。


人はともすれば、日常な些細な生活での悩みや、いつも縛られている人間関係など、同じような悩みでグルグル考えてしまうんですよね。


そういえば、「グルグル思考」という心の指針も、以前ご紹介したことがあります。

ここでも、グルグルと悩み続けている人は、

・自己保身が強い

・自分も他人も信じていない

・未来を信じる力がない


などさんざんなご指摘だったことを思い出し、トホホ……😭となってしまいます💦

この問題に近いのかもしれませんが、

「悩み」という生活習慣病に冒された私たちは、自分のことも他人のことも信じられず、未来が悲観的なものだとばかり思ってしまう。


だからこそ、今回の心の指針では、

・悩む時間がないくらい、忙しくすること

というアドバイスが与えられているのかもしれません。


未来が描けないとクヨクヨする前に、しっかりと物事の優先順位をつけて、やるべきことを片付けていく。

結局人は、目の前にあるやるべきことを片付けていくこと以外には、未来への道筋をスッキリさせることができないのかもしれませんね。


似たような話が、勉強論においても説かれています。

大川隆法著「幸福の法」に書かれた、「幸福の原理」の「知の原理」に関する一節です。


「頭の悪さを嘆く暇があれば勉強せよ」


これも衝撃的な一転語でした。

そうなんです。


悩んでいる暇があれば忙しくしてやること片づけてしまえ!

頭の悪さを嘆く暇があれば勉強しろ!


まさにその通りなんです。


というわけで、いつもの如く、悩みに捉われてしまう自分に気づいたならば、一歩立ち止まって、その悩みから抜け出し、未来に向けた一歩を進めませんか?

自分の一週間の悩みを書き出してみると、意外にもいつも同じ悩みで悩んでいることが分かると思います。

それはおそらく、特定の人物との関係による悩みだったり、特定の仕事に関する悩みだったりするのではないでしょうか。

何度も同じ物事に悩まされて、自分の時間を取られているなんて、悔しくはありませんか?

自分の人生の主人公は、ほかならぬあなた自身です。

どうか周りの事象に振り回され、悩みという「生活習慣病」に浸かる日々から抜け出して行けますように。


優先順位をつける。

物事の取捨選択をする。

ある程度は諦めて、淡々とやるべきことをやる。

この判断力・忍耐力の積み重ねを続けていけば、必ず明るい未来が開けるということだと思います。


また、心の指針では、


・勉強の幅を広げる

・新しい企画を考え出す

・アウト・ドアで身体を動かす


などの解決方法を教えていただいています。

一つの悩みで悶々とするよりは、

勉強により新たな知見を得て、自分の内的空間を広げる。

仕事や趣味などで新しい企画を考え出し、クリエイティブな頭脳を活性化させ、ワクワクする日々を取り戻す。

運動でリフレッシュし、気分も爽快になり、寝る!笑


という気分転換法があるのだと思います。

どれも、自分のエネルギーの総量を上げていかないと実現が厳しいものですが、筋肉痛と同じで、使わない筋肉を鍛えることはできません。

プラスアルファの活動を広げるには体力がいりますが、一度走り始めてみたら、意外と慣れるものかもしれません。

そして、それらが人生に潤いを与え、気づけば今まで捉われていた悩みがちっぽけに感じる!ということもあるでしょう。


とにかく、何でもいいから前に進めるような一歩を踏み出す‼

ということが、悩みの習慣を断つうえでの第一歩かもしれません。


かくいう私も悩みやすい体質でしたので、基礎体力作り、クリエイティブな活動を通して、明るくポジティブな考え方を維持できるようになっていると自覚しています。


今回の記事も、生意気なことを申し上げて、大変失礼かもしれませんね🤣💦笑

それでも、同じく悩みの習慣を断てるよう努力を続けている者として、皆さんのことを心から応援しています。

皆さんの日々が、悩みから解放され、軽やかな日々になりますように。


今回も最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌷



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