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「神を戦争の道具として使うなかれ」大川隆法マレーシア大講演会「The age of Mercy」抜粋②

この記事に目をとめてくださり、ありがとうごさいます!

大川隆法先生累計3500回の法話3100冊以上の著書を出されています。

そして、海外五大陸全てで説法をされており、その海外大講演会も書籍化されています。
(CMになりますが、海外講演会の様子はこちら↓↓)

最近、ニュースなどで問題となっている、中東の問題。
大川隆法先生は、中東の問題について、政治から宗教に至るまで、何度も教えて下さっています。

前回の記事では、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も、すべての宗教の神は実は同じ存在で、地球神エル・カンターレという存在がいる、というご紹介をさせていただきました。

今回は、イスラエル問題をきっかけとして、「そもそもの根本はユダヤ教とイスラム教の宗教対立にある」という部分に焦点をあて、中東問題への解決策をご紹介したいと思います。

前回に引き続き初のイスラム圏での説法となった「慈悲の時代」から、現在の中東問題に関わる部分を抜粋してご紹介していきます。(一部、前回と重複しますがご了承ください。)

なお、「慈悲の時代」は英語で行われた講演会のため、抜粋する日本語は対日和訳になります。


「The age of Mercy(慈悲の時代)」より抜粋


現在、地球には70億人が生きており、今世紀の近いうちに、100億人に達する勢いで増えています。
今がその時なのです。
もし、天上界に一なる神がいるならば、彼は、世界の人々に向けて、何かを言われるはずです。
私は“彼”と言いましたが、それは人間ではありません。「至高神」のことです。
すべての国の神々を越えて存在する、至高の存在です。

「至高神」が存在するのです。
ムハンマドが言ったことは、正しかったのです。それは真実です。
しかし、私はあえて申し上げます。
神を、戦争の道具として使うなかれ。
些細な事の道具として、紛争の道具として神を使ってはなりません。
神は、人々が互いに殺し合うことを好みません。
神は、人々を愛しているのです。

(大川隆法マレーシア大講演会「The age of Mercy」より)

一なる至高の存在は、「エル」とも、ときには「エローヒム」とも呼ばれていました。
『コーラン』では、唯一神は「私」と言ったり、「私たち」と言ったりしています。「私」とは、エルのことであり、「私たち」とはエローヒムのことです。
エローヒムとは、エル・カンターレです。それが真実なのです。

(大川隆法マレーシア大講演会「The age of Mercy」より)

キリストのことを、「神のひとり子である」と言っています。
これは、ある意味では真実ですが、別の意味では真実ではありません。
神は、人々を愛するがゆえに、世界を愛するがゆえに、平和主義を愛するがゆえに、数多くの天使や大天使、神近き存在を地上に送っているのです。
したがって、他の人々をうらやんではなりません。
人種や民族の違いに怒りを感じてはなりません。

(大川隆法マレーシア大講演会「The age of Mercy」より)

I love Isramic people,
I love Buddist people,
I love Christian people,
I love people of all other religions, 
And of all nations,
I love the people who believe in me, 
And I also love the people 
Who do not believe me.
This is mercy.
This is mercy which nourished 
Human being from the beginning.

(和訳)

私は、イスラム教を愛しています。
仏教徒も愛しています。
キリスト教徒も愛しています。
その他すべての宗教の信者も、すべての国の人々をも愛しています。
私は、私を信じる人々をも愛しています。
そして、私を信じない人々をも愛しています。
これが慈悲です。
これが、人類をその始まりから育んできた慈悲なのです。

(大川隆法マレーシア大講演会「The age of Mercy」より)


<解説>


……解説不能です。。と、言いたいところですが、一言書かせていただきます!

こちらの「The age of mercy」の大講演会は、直接見た方が絶対に迫力があるし、おすすめなのですが、残念ながらYou Tubeになかったので、今回は文章の形でのご紹介となります。

要するに、「地球神の存在を認めましょう」というのが結論の一つかな、と思います。

そしてこの講演会をイスラム圏でされたということに大きな意味があると思います。

いつどうなるか警備も分からない中で、イスラム教の足りざるところ、キリスト教の足りざるところを、母国語でない言葉で言ってのけた。

これが歴史的な大事件なのではないか、と個人的には思っています。

それから、それぞれの宗教が「神」と言っていた存在が、実際にはどのような存在にあたるのかを言いきっておられるところ。

これはもしかしたら、何千年も答えを聞いてみたかった方がいるのではないでしょうか。

個人的には、イエス・キリストが天なる父と呼んだ方と、イスラム教で「アッラー(神)」と呼ばれているかたは同じ存在なのね!というところが妙にホッとしたというか、何とかこれで和解できないものかな……と思ったりしました。

もし、そんなことを本気でハマスとかに言ったら、殺されてしまいそうですが……。

キリスト教もイスラム教も仏教もあっていい。その代わり、すべての教えを統合する『至高神』がいる」、というところも、とても魅力的な教えだと思っています。

そして「神はすべての宗教を信じる人を愛しているし、また、神を信じていない人をも愛している」というところ。

神様の存在を信じていない現代人、多いですよね。
そんな信じていない人々のことも、「愛している」と力強く言われたところが、とても心に響きました。

これは文章では伝わらないかもしれない感動ですね……!

Youtubeにある以外の説法は、支部や精舎に行けば拝聴することができます。
個別拝聴スペースもあるので、勇気を出して行ってみるのも、意外と収穫があっていいかもしれませんよ!

以上、実際のご法話を聴いた者としての、うまく伝わらない嘆きも入れつつの更新になりました☆笑

全ての宗教を包み込む温かい教えなんだ、というところだけでも伝われば、とても嬉しいです!

最後までお読み下さり、本当にありがとうございました!

※この大講演会は英語で行われており、対訳本として「慈悲の時代」が発刊されています。

詳しくはぜひ、書籍の方をおすすめさせていただきます!







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